DASH村で培った知識と経験を生かし、日本全国の農家さんをお手伝い!
今回の出張先は、群馬との県境・埼玉県の深谷市。
赤城山からの強烈な北風“赤城おろし"が吹きつけるこの地域は、冬の寒さが厳しいことで有名。
しかし、そんな深谷だからこそ穫れるのが、冬野菜『霜降り白菜』。
「白菜」と言えば、冬には貴重なビタミンCとカリウムが豊富。
スーパーで年間を通して購入できる野菜だが、深谷で作る『霜降り白菜』は、1月下旬から3月上旬にしか収穫されない、今だけが旬の特別な白菜。

深谷にやってきた城島、松岡、明雄さん。
目前に広がるのは、広大な白菜畑。
その畑の主人が、深谷で農業を営み46年、ねじりハチマキがトレードマークの三友元一(みともおさかず)さん。
収穫期の今は、パートさんを含め十数名で畑に出て収穫。
白菜は柔らかくデリケートな作物、収穫は全て手作業で行う。
そんな愛情込めて作られる“霜降り白菜"、普通の白菜とはどこが違うのか?

三友さんのすすめで、葉を一口頂くと、
城島「甘い!」
霜降り白菜の最大糖度13度は、果物のミカンや桃に匹敵する甘さ!
松岡「何でこんなに美味しいの?」
三友さん「霜が降りて、ぎゅっと締まって甘くなる」

白菜は霜に当たると、凍って枯れてしまわないよう、葉の中にブドウ糖などの糖質を作り出し、それが甘味や旨味となる。
しかし、強い霜に何度も当たりすぎると、徐々に葉が傷み、商品価値がなくなってしまう。