そして達也は、沖縄県宮古島でサメの生け捕りも。
昼間は岩かげに隠れている夜行性のサメを縄一本で捕まえる。
尾びれに縄をくくりつけ、水面から縄を引き、岩陰から引きずり出す!
眠りから覚めたか、激しく抵抗する大物のサメ。
船に引き揚げる寸前、縄が抜け、逃げられてしまった。
だが、あきらめない達也は逃げるサメを手づかみ、一気に船へ。
捕えたオオテンジクザメは、その場で捌き、刺身で豪快に頂く。

松岡も沖縄で巨大な食材を捕まえに漁に出た。
水深2mの遠浅、サンゴ礁に潜む沖縄名物、島ダコの姿を見つけ、専用のカギでその柔らかい体をつつく。
そして、からみつく習性を利用し、一気に引っ張り出す。
墨を吐かれて、一度は逃げられたものの、落ち着いてタコを、再び捕まえる。
体長1m15cm、重さ3kgの大物を、こちらでもその場で捌いて頂く。

銛(もり)一本で獲物を船の上から狙う伝統漁、“突きん棒漁(つきんぼうりょう)"にも挑戦した。
起源は縄文時代までさかのぼると言われ、その銛の長さは5m。
これで狙うのは、大きいもので2mになるというカマスサワラ。
船首で狙いを定めた達也は、見事一発で捕えた!
1m3cmの大物、その獲れたてを、その場で捌き漁師めし。
醤油ダレに漬け込んで、カマスサワラ漬け丼。
男たちはこれからも“挑戦"を続ける…。