そして後日、この日も風は強いが、秘策があった。
前回は、横向きになった舟が波に押され、沖に出られなかったのが、全ての原因。
そこで、沖で錨を下ろし、浜に向かってロープを張れば、波が強くとも、舟が横を向かずに安定し、城島が転落することもない。
さらに、錨から伸びるロープを引けば沖に出られ、あとは材木を曳いていくだけ。
早速、錨を下し、小屋に保管した材木を取りに行った…そのとき!
スタッフ「(浜に停泊した)舟が沈没しました!」

その声に急いで様子を見に行くと、舟の後ろ半分が海に沈んでいた。
それは、わずか3分前、舟に付けた固定カメラが捉えたのは、錨のロープの張りが甘く、横向きになった舟が横波に叩かれ、海水が入り、みるみる沈んでいく様だった。
スタッフがそれに気付いたのは、沈没する寸前。
総出で舟を傾け、溢れる海水を取り除き、なんとか引き揚げたが、
達也「夏は穏やかだけど、冬は北風を受けて波が高くなるね」
そして、この問題を解決すべく、達也が一心に取り組むものがあった!?