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だがまだまだ足りない、使える太い材木。
二手に分かれて島中を探すが、達也は一人、森の中。
すると、早速、見つけた崩れかけの小屋。
達也「ここ動物のフンだらけじゃない?」
達也が来るのは初めてだが、そこは太一が動物の捜索を行った際、島に生息するウサギが雨風をしのいでいると思われる場所だった。
達也「よかった、壊さなくて…」
そして、そのすぐ奥には、さらに朽ち果てた小屋跡が。
石垣や大小様々な瓶が転がり、生活の跡が残るが何に使われていたかは不明。
ここでも、使えそうな材木をいくつか調達。 |
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一方、城島・松岡は砂浜から目と鼻の先、丘の上の小屋。
そこは、初上陸で城島が見つけた場所。
使えそうな材木があったはずと探していると、板の裏に、なんとヤモリの卵の殻がおよそ300個!
これだけのヤモリが、どこかに潜んでいるということか?
そして、目をつけた木材は4mの檜(ひのき)材。
小屋を支える柱の一部のようなので、小屋を崩さぬよう、材木を傷つけぬように、慎重に抜き出していく。
そうして、選んだ材木は、合わせて3本。 |
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そして一旦、砂浜へと下ろすが、問題はここからだった。
舟屋を建てる入り江まで、直線距離で約1km。
山を越えて、運ぶわけにもいかず…海上を舟で曳いて行くことに。
しかし、水温8度、波の高さが1mあり、小舟には厳しい冷たい波。
ともかく、材木3本をロープでまとめ、舟に結びつける。
だが、いくら漕いでも木材自体が錨(いかり)となり、舟は波に押し戻され元の場所に。
濡れるのも厭わず、必死で舟を押していると、この日一番の波が!
バランスを崩した城島が海に落下!気温6度の中、濡れた体に風も染みる。
城島「春まで(運ぶの)待って」
そこまでは待てないが、対策を練ってから改めて運ぶことに。 |
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