その頃、城島は、道の駅近くの、長ニンジンの畑にいた。
長にんじんを作っている、土橋さんにお話を伺う。
城島「すごく長いですね」
長にんじんはその名の通り、長い形が特徴的。ということは…
城島「短いやつとかって、たまに出たりするんですか?」
土橋さん「不良もでる」
城島「ちょっと見せていただいていいですか?」

そう言って見せていただいたのは、形も不揃いで長さも短く、市場には出せない長ニンジン。
しかし、これらは加工されて商品になるという。
商品や利用できる食材は『0円食材』とは認められない…。

諦めきれない城島は、さらに粘って、
城島「その加工したやつの中で余ってくるものって何かあるんですか」
土橋さん「こういう、小さな無駄なところは捨てる」
城島「ここは使えないですか?さすがに」
土橋さん「そんなことやってたら、能率が上がらない」
城島「こういう例えば切れ端とかもう要らないよっていうものがもしあったらと頂きたいと思いまして」
土橋さん「いくらでもあげますよ」
城島「うわー嬉しい。じゃあちょっと頂いていいですか?」

こうして、長ニンジンの先っぽをゲット!

その頃太一は、笛吹市で桃園を営む、宮澤さんご夫妻に『0円食材』がないか訪ねていた。
すると、奥さんの法子さんが出してくれたのが、家庭菜園で育てていたカブ。
水分が抜けてしまい、スと呼ばれる穴が空いてしまっていた。
太一「これ、もうお母さん食べない?」
法子さん「い〜よ、食べんちゅうからに。もう終わりだからいいよ」

スが入ったカブを分けて頂くことができた!
これも立派な『0円食材』!