一方、城島は菜花畑。
農家の佐野久則さんに、事情を説明し、分けて頂いたのが、収穫し、葉かきした際に出た、菜花の葉っぱ。
佐野さん「ほんなものは捨てちゃって」
城島「いやいや、それをいかに使えるかっていうのをやってまして」

捨てられている食材を、美味しく料理する、それがこの『0円食堂』。
ありがたく頂き、これも料理に活かすことに。

一方、太一がやって来たのは、お肉屋さんのこし山。
精肉の際に出た要らない部分はあるのか?
主人の越山立樹さんと奥さんのとよ子さんにお話を伺ってみる。
太一「実は、残っている、要らなくなった、使わない、お店で出さない、そういったお肉はないかなと思って」
越山さん「そんな難しいのありかよ。いいよ、持ってけ、ウチの肉を何でも」
とよ子さん「なんでもいいから持ってって!」

気前の良いご夫婦のお心遣いに、太一もなかなか断りづらく…。
太一「これもうさ、俺NOって言えないよ…」
結果、豚肉、牛すじ煮、豚もつなど美味しい食材を頂いたものの、いずれも商品のため、『0円食材』とは認められない。
これは全部、スタッフでありがたく頂くことに。

その頃、城島がやって来たのは、忍沢養殖場。
訪ねた理由は、道の駅で見つけたアカネマスの燻製。
主人の佐野真棋さんにアカネマスの要らない部分について伺うつもりだったが、なかなか言い出せず、いつの間にか話は、燻製の製法に。
アカネマスの燻製は、切り身をスモークで燻し、風に当てて乾燥させて作られる。
赤い身が盛り上がっているから、商品名も「茜色の山脈」というらしい。