5度目の春を迎えた、DASH海岸。
桜が咲き誇るこの日、男たちは箱メガネで海底を観察中。その目的は…
城島「江戸前のアナゴ、いるかな?」
男たちが待ち望んでいるのは、江戸前名物のアナゴ。
障害物が大好きなアナゴのために、海底に2枚の板を設置したのは、4ヶ月前の昨年秋のこと。
その後、好物であるマハゼやチチブも集まりだしたことで、アナゴが棲みついてくれるような環境も整ったはず。

そこで、観察カメラを海底に設置し、日々チェックすることに。
後日、映像を確認してみると、夜には、今ではおなじみの、ユビナガスジエビやタイワンガザミなどの甲殻類の姿が。
しかし、肝心のアナゴの姿は見えず…と、思った瞬間!
達也「今、なんか横切ったな」
観察カメラの前を、横切る長細いニュルニュルした巨大な姿!
設置した板の辺りをウロウロしてその場を離れない。
木村さん「餌を探してるんでしょうね」

念願のアナゴなのか?それともウナギか?
以前、アナゴに詳しい日本テレビの升アナウンサーに、その見分け方を教わっていた城島の目が光る。
城島「顔つきですね。受け口か前か」
上あごが出ていてスマートな顔をしているのがアナゴで、下あごが出ていて受け口になっているのがウナギ。
観察カメラに映った魚の顔を改めてよく見てみると…
城島「受け口じゃない、ウナギじゃない、これはアナゴだ!」
さらに木村さんによると、これはダイナンアナゴとのこと。
通称はクロアナゴ、東京湾ではアナコンダとも呼ばれ、マアナゴの約60倍のサイズにもなる巨大アナゴ。