材木の荷下し作業を託されたとはいえ、城島がクレーンに乗り込むのはおよそ、5ヶ月ぶり。
腕に不安は残るが、手始めに材木2本の荷下ろしを開始。
ただでさえ、狭い甲板での作業は困難だが、さらに、法律上、荷物を吊ったまま、キャタピラを動かして移動することはできないため、
旋回だけで、浜の方へ上手く運び入れなくてはならない。
吊った長い材木を、何度も向きを切り替えしながらの作業は、久々にハンドルを握る城島にとっては至難の業。

と、態勢が前に出過ぎたためにクレーンのお尻が浮き、材木の重さで、城島もクレーンごとひっくり返ってしまう恐れが…!
達也「このままじゃ危ないよ」
が、いつになく城島は冷静だった。
前方の地面をならす板、排土板で突っ張って、足下を安定させながら、クレーンを水平にする。
そして、なんとか2本を運び入れ、残りは79本。
ここからクレーン操縦の感覚を取り戻した城島は、あっという間に、材木をまとめて運び入れていく。
こうして、浜に下した舟屋の材木を一度、入り江に運ぶ。

ここからは、材木をトロッコに載せて運搬。
伊根でもらった貴重な2本を、舟屋を建てる入り江まで運ぶ。
達也「トロッコ楽だわー」
だが、早くしなければ潮がどんどん満ちて、浜に下した大事な材木が濡れてしまう。
クレーンさばきにも慣れ、急いで荷下し作業を進めるも、79本すべてを下し終えたのは、作業開始から2時間後。
材木は潮が満ちてこない位置まで上げ、今後、少しずつトロッコで入り江に運ぶことに。
島の基地造りは、まだまだ地道な作業が続く…。