中流域でコイの産卵を観察した後、向かったのは、川をさらに上った上流。
海から50km上流域の羽村市にやって来た。
この場所は、DASH海岸から上ってきたアユたちの目的地。
アユはさらに上流に上って、そこで成魚となる。
城島「海岸で見つけたアユが、この距離を行ったり来たりするんですね」
川底は泥ではなく、砂や石で、山からのキレイな湧き水が溢れ、良い環境にしか生息しないシマドジョウの姿も見られる清流。

アユが、この場所を目指すのは、エサとなる大好物の水中昆虫が多いため。
土屋さん「水中昆虫が食べるのが、落ち葉です」
上流に森がないと、水中昆虫が育たない。
つまり、森がアユの餌を作ってくれるということ。
しかし、そんな上ってきたアユをエサにする生き物がいるという。
土屋さん「ウナギがやって来て食べてしまいます」
達也「見たいなあ」

そこで、ウナギを捕るための仕掛けを設置することに。
土屋さん「流し針です」
エサを付けた針を水中に垂らして行われる伝統漁法だが、土屋さんオリジナルのエサというのが、なんとビーフジャーキー。
達也「これでウナギが寄ってくるんですか?」
匂いでおびき寄せ、さらに固いビーフジャーキーは、小さい魚は食べることができないため、ついばまれることなく、長持ちするという。