過去の放送内容一覧2020年11月
-
2020年11月29日(日) 24:55私の夫は無精子症Ⅱ
―男性不妊、治療と法制度のはざまで―男性不妊に悩む夫婦の“最後の選択肢”、第三者による「精子提供」。ところが近年、提供者不足により、治療の継続が危ぶまれている。背景にあるのは、生まれた子どもの権利をめぐる法整備の遅れだ。精子提供で生まれた男性は、「遺伝上の父親を知りたい」と訴える。国内の生殖医療が行き詰る中、治療の場を海外に移す夫婦。さらに、ネット上には、精子提供サイトも。生まれてくる子どもたちのために―精子提供の現状と課題を探る。
-
2020年11月22日(日) 24:55シリーズニッポンと日本人
ヒバゴン
目撃50年…謎の怪物は今高度経済成長真っ只中の1970年。広島県、比婆山の麓で謎の怪物の目撃が相次いだ。サルでもゴリラでもない未確認生物は“ヒバゴン”と呼ばれた。全国から探検隊が殺到し、町は大騒ぎ!役場は騒動に便乗し〝類人猿相談係〟を設置、町おこしを画策するのだが…。実は、怪物が現れた比婆山は日本神話にまつわる神聖な場所だった。あれから50年、ヒバゴンとは何だったのか?大きく変わったニッポンでヒバゴンはどうしているのか?
-
2020年11月15日(日) 24:55自分のままでいい
自閉症のアニマル画家愛媛県新居浜市在住の画家・石村嘉成さん26歳。石村さんは自閉症による発達障害。大好きなのは『動物』。大好きな動物たちが躍動する姿をアクリル画や版画で表現します。そして、そこに添えられるのが優しく力強い、『ことば』です。石村さんは言います、「作品を見てくれた人が笑顔や元気になってもらいたい。」これまでに作り上げた作品は400点を超えます。亡き母の教え、画家として歩んだ道…そこに込められた想い、それは…
-
2020年11月8日(日) 25:00家族の役割
~最期の過ごし方~新型コロナウイルスは今、たくさんの人から大切な人と過ごす時間を奪っています。今年6月、カメラは一組の親子を追いました。40年近くも過疎の集落に通い続け、多くの患者を在宅で看取ってきた医師と自身が余命を宣告した末期がんの父。そして、認知症で寝たきりの母。父を看取ると決めた医師は別れをどう受け止めるのか。自分らしく生きるとは何か、そして今を生きる私たちに家族の役割を問いかけます…。
-
2020年11月1日(日) 24:55キネマに捧げた50年
~別府ブルーバード劇場~温泉街に佇む1軒のレトロな映画館。大分・別府市の「別府ブルーバード劇場」です。3代目の館長、岡村照さんは89歳。まだまだ現役!娯楽の多様化やシネコンの台頭で街中の映画館が次々と姿を消す中、昭和の時代から別府の映画文化の灯を守り続けています。しかし館長就任50年の節目の今年、新型コロナで映画館は長期の休業に追い込まれます。「なんとかなる」がモットーの名物館長。彼女が抱く長年の夢は…。