過去の放送内容一覧2024年2月
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2024年2月25日(日) 24:55【拡大枠】釜ヶ崎の肖像
明日への3000枚労働者の町と知られる大阪・釜ヶ崎の公園に年越しとお盆にだけ現れる「釜の写真館」がある。カメラマンの石津武史さん・80歳の前では、普段は素性を明かさない人々が思い思いに自分を表現する。子どもに残したい、写真だけが財産…。高齢化が進み、福祉の町へと変わる釜ヶ崎。孤立が課題となる中、人々はつながりを求めて写真館に足を運び、あすがわからない中で、写真に「生きている証し」を残す。表情に刻まれた人生を見つめる。
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2024年2月18日(日) 24:55笑顔が守ってくれる
~栞奈さんは難病と闘わない~熊本市の大学生、山本栞奈さんは進行性の難病で寝たきりの生活を送っています。5歳から児童養護施設で育ち、介助してくれる家族がいない栞奈さん。看護師やヘルパーが生活を支える部屋はいつも賑やか。栞奈さんを中心に、おしゃべりの声や笑顔が飛び交います。しかし病気が進行し、医師から気管切開手術を提案されます。手術をすれば、声を失うことに…。取材したのは同い年の記者。彼女が笑顔でい続けるのには理由がありました。
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yyyy年mm月dd日(日) hh:mm立てこもり犯からの手紙
出所→孤独→再犯、そして2012年、愛知県豊川市の信用金庫で人質をとり、立てこもった男。2022年に出所すると2か月後に、埼玉県川越市のインターネットカフェで再び人質立てこもり事件を起こした。10年ぶりに面会した記者に対し、出所後に孤独を感じて再犯に至ったと話した男。将来、三度目の事件を起こす可能性は「半々」だと言う。これ以上被害者を出さないために何が必要なのか。男から記者に届いた数十通の手紙を読みとき、その答えを探す。
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2024年2月4日(日) 24:55届かない 救えない
~能登半島地震から1か月~新年早々、石川県内で最大震度7の地震が発生。能登半島北部の「奥能登」では多数の家屋が倒壊し、沿岸部には津波が襲来しました。地震による犠牲者は200人を超えたほか、道路の寸断によって支援が遅れ、孤立集落も発生しました。能登に残るのか、離れるのか…生活の再建を見据え、岐路に立たされる住民たち。あの時、何が起こり、住民や関係機関はどう動いたのか。カメラが捉えた様々な映像や取材から紐解きます。