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リバプールFC(イングランド) がACミラン(イタリア)を接戦で下し、本大会 出場決定!! |
リバプールFC(イングランド)
イングランドの古豪「リバプールFC」が21年ぶりに欧州チャンピオンの座に返り咲いた。
トルコ、イスタンブールのアタテュルク・スタジアムで行わた宿敵・ACミランとの決勝戦。
試合は開始早々に動き出す。開始わずか52秒にACミランのマルディーニが右足ボレーで先制。このゴールで勢いに乗ったACミランが次々にリバプールゴールに襲い掛かる。 前半39分、44分にはクレスポが連続ゴール。前半終了して、まさかの3対0。この時点でACミランの勝利を疑う者はいなかっただろう。スタジアムを埋めた熱狂的なリバプールFCのサポーターも静まり返っていた。
しかし、後半、奇跡の同点劇が始まる。
後半9分リバプールFCの若き主将ジェラードがヘディングでゴール。両手でサポータを煽る。その2分後にはスミチェルのミドルシュートで2点目。さらにその4分後、ジェラードが倒されPK。シャビ・アロンソが一度はキーパーに阻まれたものの押し込んで3対3の同点に。この間わずか6分。まさに奇跡の同点劇。チャンピオンズリーグの歴史に残る6分間となった。
試合はPK戦までもつれ込み、リバプールFCのゴールキーパー、デュデクがACミラン5人目のキッカー、シェフチェンコを止めてリバプールFCが逆転優勝を成し遂げた。
この欧州チャンピオン・リバープールFCがクラブ世界一を目指し、12月に日本にやってくる!
◆設立:1892年 ◆本拠地:リバプール ◆愛称:“レッズ”
◆過去の成績:国内リーグは最多18度優勝。FA(イングランド協会)杯は6度優勝。
欧州チャンピオンズリーグの前身「チャンピオンズカップ」を76-77、77-78、80-81、83-84と4度制した。今回を含め、5度の優勝回数というのは「レアルマドリード(スペイン)」、「ACミラン(イタリア)」に次いで3番目。UEFA杯も72-73、75-76、00-01と3度優勝している。
◆歴史:1985年、サポーターが暴動を起こして39人の死者が出た「ヘイゼルの悲劇」で6年間欧州カップ戦から締め出される。その後、長い間低迷が続いていたが、今年復活を遂げる。
◆ホームスタジアム:アンフィールド(4万5362人収容)
イングランド、フランス、チェコ、スペインなど10カ国以上の代表選手を擁するスター軍団。
リバプールの若き主将ジェラードは、「世界一のセンターMF」の呼び声も高い。
FWのバロシュは、EURO2004で5得点、見事、得点王に輝く。
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