準決勝 第1試合
【 試合終了 】


前 半
1−1
1−2
後 半

前33分 ヌール
後23分 アルモンタシュリ
得 点 前16分 アモローゾ
後2分 アモローゾ
後12分 ロジェリオ・セーニ [PK]

11 シュート 13
5 C K 3
19 F K 23
P K
前34分 ドキ
後12分 タカル
後42分 オサマ・アルハルビ
警 告 後8分 ダニーロ
後21分 アモローゾ
後26分 ルガーノ
後34分 ミネイロ
退 場

ポジションNo.選手名交代
GK1ザイド 
DF2ドキ 後22分
  4タカル 
  20アドナン・ファラタ  
  21アルモンタシュリ 
MF17ソウェド後19分
  8アボシュガイル 
  11チェコ 
  14フリリ  
  18ヌール 
FW3カロン  
MF7ハイダル後19分
DF13オサマ・アルハルビ後22分
ポジションNo.選手名交代
GK1ロジェリオ・セーニ 
DF2シシーニョ 
  3ファボン 
  4エジカルロス 
  5ルガーノ 
  6ジュニオール 
MF7ミネイロ 
  8ジョズエ 
  10ダニーロ 
FW11アモローゾ 
  14アロイージオ後44分
FW9グラフィッチ後44分
※チーム情報は、対戦カードのチームロゴをクリック。
は前試合での警告。

サンパウロ 決勝一番乗り 地球一へあと一勝

この準決勝が、今大会の初戦となったサンパウロFC。
南米の名門は、試合開始からボールを圧倒的に支配。

超攻撃的 DF [2] シシーニョが何度となくオーバーラップしシュートを放つ。
その勢いのまま、前半16分には FW [11] アモローゾのゴールで先制する。
胸で受けたボールを体勢を崩しながらも、すばやい足の振りからシュート。
DFに当たりコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。

エースのゴールが決まり、サンパウロペースで進むかと思われた33分。
一瞬のスキをつき、抜け出したFW [3] カロンがシュート。
こぼれ球をFW [18] ヌールが押し込み同点とする。
キャプテン自ら2試合連続ゴール!!
39分にも [3] カロンがシュート!
しかし、サンパウロのGK [1] セーニがファインセーブを見せる。
このまま1−1で前半を終了。

後半すぐにゲームが動く。2分、[2] シシーニョのスルーパスに [11] アモローゾ!この試合、
2点目のゴールで勝ち越したサンパウロ。
5分にはFKのチャンス!これを蹴るのはやはり [1] セーニ。
GKながら通算53ゴールを決めているセーニの登場に、国立競技場が沸く。

惜しくもクロスバーの上。
続く12分には、FW [14] アロイージオが倒され、サンパウロがPKをゲット。
これを蹴るのは・・・やはり GK [1] セーニ!
落ち着いて決め、3−1。

アジア王者アルイテハドも意地を見せる。
23分、CKからDF21アルモンタシュリがヘッド、3−2。
今年のアジア最優秀選手がゴールを決め1点差。
勢いに乗るかと思われたが反撃もここまで。
サンパウロFCが決勝へ進んだ。

決勝は18日19:20横浜国際総合競技場でキックオフ。
敗れたアルイテハドは3位決定戦に回る(18日 16:20 横浜)

準決勝もう1試合は15日。
横浜で、デポルティボ・サプリサ(コスタリカ)が欧州王者のリバプールFC(イングランド)に挑む。

------------------------------------------------------------

  2ゴールの大活躍!
サンパウロ FW [11] アモローゾ


両チームともいい内容の試合だったと思う。
こんないい舞台で、しかも懐かしい日本で試合が出来てうれしい。しかもゴールが出来て満足している。
※アモローゾは92、93年ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)に在籍
  PKで1得点!
サンパウロ GK [1] セーニ


ゴールが出来て本当にうれしい。こんなに大事な大会で、GKの私がゴールを決められたことは誇りに思う。
決勝ではFKでゴールを決めたいね!
※これでセーニの通算ゴール54(PK14 FK40)
  2試合連続ゴール!
アルイテハド MF [18] ヌール主将


後半にいきなりゴールを奪われ、バランスを崩した。チャンスも多く作れて、あと一歩だったのに残念だ。

------------------------------------------------------------

サンパウロFC アウトゥオーリ監督

A. 前半は厳しい展開になったが、後半は普段のペースを取り戻した。
あと1点取れたとは思うが、今日はとにかく勝ててよかった。
うちにはシシーニョのような経験豊富なプレーヤーがいる。
まず落ち着いて、試合の流れの中で得点することが重要だ。
Q.決勝の相手になるかもしれないリバプールに対してはどうか?
A. 確かに、イングランドのサッカーはハイボールでの勝負に強く、リバプールもその一つ。
次の試合でもし戦うとなれば、非常にタフなゲームになるだろう。
ボールキープ力もあるので、ハイボールだけでなくFKやパスにも気をつけなければならないと思う。
Q.アジアのクラブにここまで苦戦するとは予想していたか?
A. この大会に出場している全てのチームに高い能力がある。前半のアルイテハドはマークが強かった。
しかし後半の我々はボール支配率を上げて、攻撃も良くなった。
特にアモローゾの2点目は素晴らしいかったね。
いずれにしても、サッカーは結果がどうなるのか、試合前から予想できるものではない。
Q.前半と後半では、戦術や姿勢が変わったように思うが?
また、アロイージオの評価は?
A. 前半は、プレーだけでなく戦術にもミスがあった。
プレスをかけきれず、中盤で相手の侵入を許してしまった。
アロイージオには満足している。
Q.決勝の相手は、リバプールとサプリサどちらだと思う?
A. さきほども言ったように、サッカーの結果は予想することはできない。
サプリサもリバプールも明日は全力で戦うだろう。
決勝進出を先に決めたのだから、どちらが勝つか、明日見届けるだけだ。
Q.今大会は調整を早めにしていたようだが、寒さについては?
A. うちはシーズンを終えたばかりだが、国内の選手権で既に選手を温存するなど、
寒さだけでなく様々なことを準備してきた。
相手も条件は同じだったと思うが、うちの選手たちのフィジカルコンディションは良かったと思う。

------------------------------------------------------------

アルイテハド ヨルダネスク監督

A. 記者の皆さん、お疲れさま。私も今日は疲れた。
試合中はとても興奮したし、私もレフェリーと「試合」をしたから、ずいぶんと疲れて見えるだろう?

最初に、選手全員に感謝を述べたい。敗れはしたものの、ピッチの上では勝ったサンパウロと同じくらい質の高いプレーをしていたと思う。ゴールシーンを何回も見られたし、両チームとも多くのチャンスを作っていたので、お客さんは楽しめたのではないか。

前半の出だしは、良くなかった。選手たちは、必要以上にサンパウロを意識しすぎたのだと思う。
最初は自信なさそうにプレーしていたが、だんだん立て直してゴールができた。
リードできるチャンスもあったが、残念ながらチャンスをつかみきれなかった。

後半立ち上がりの失点は、集中力が欠けていたためだと思う。
PKでさらに失点。同点に持ち込もうとしたが、一歩足りなかった。
うちは3日前にも試合をしており、相手は最初の試合だった。
サンパウロの今後の幸運を祈りつつ、今一度、私の選手たちに感謝したい。
Q.アジアが南米に追いつくに必要なものは?
A. サウジアラビア、韓国、日本などの代表戦も見ているが、
アジアのサッカーの向上は目覚ましく、進歩していると思う。
今大会もアジアにとっては素晴らしいチャンスだ。
なぜなら、アジアやアフリカのクラブが、欧州や南米のクラブと対戦できるという意味で、
FIFA(国際サッカー連盟)は本当にいいアイデアを出したと思う。
今日は負けはしたが、選手には満足している。
あと1点が奪えなかったのは、クオリティの高い選手がうちより多くいたということだ。
Q.今日のレフェリーについては?
A. それについては、メディアが言うこと。コメントは差し控えたい。
Q.ハムザ・ファラタを温存したのはなぜ?
A. 若い選手を使おうと思ったが、これまでの(ハムザ・ファラタの)キャリアやチームへの貢献を考慮するならば、起用しなかったのは、私の間違いかもしれない。
Q.「レフェリーと『試合』をして疲れた」といっていたが、どういうこと?
A. 彼に「素晴らしい、褒めてあげたい!」と言いたいくらいだった。それでは。




携帯にアクセス!!