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試合結果

準決勝第1試合

アルアハリ 1 0 前半 1 2 インテルナシオナル
1 後半 1
1 合計 2
フラビオ(後半8分) 得点 アレシャンドレ・パト(前半23分)
ルイス・アドリアーノ(後半26分)

写真

選手交代 10 シュート 16 選手交代
  • 14 ハッサン・ムスタファ→ 9 エマド・“メタエブ”(後半0分)
  • 2 イスラム・エルシャテル→ 8 アーメド・セディク(後半30分)
  • 1 エサム・アルハダリ→ 19 アミール・アブドゥルハミド(後半37分)
12 FK 17
  • 6 マルチン・イダルゴ→ 15 ルベンス・カルドーゾ(後半18分)
  • 11 アレシャンドレ・パト→ 18 ルイス・アドリアーノ(後半20分)
  • 10 イアルレイ→ 17 バルガス(後半37分)
4 CK 5
2 警告 2
0 退場 0
1 オフサイド 8
ポジション No 選手名 交代
GK 1 エサム・アルハダリ 後37分OUT
DF 2 イスラム・エルシャテル 後30分OUT
3 タレク・サイド  
4 エマド・ナハス  
6 ワエル・ゴムア  
7 シャディ・モハメド(C)  
MF 13 ホサム・アシュール  
14 ハッサン・ムスタファ 後0分OUT
17 モハメド・シャウキ  
FW 22 モハメド・アブトレイカ  
23 フラビオ  
控え選手
GK 19 アミール・アブドゥルハミド 後37分IN
21 ナデル・エルサイド  
DF 5 アーメド・エルサイド  
8 アーメド・セディク 後30分IN
11 モハメド・アブダラ  
12 アーメド・サハディド  
15 アブデラー・ガラル  
20 モハメド・セデク  
MF 10 ワエル・リアド  
16 アクウェティ・メンサー  
FW 9 エマド・“メタエブ” 後0分IN
18 オサマ・ホスニ  
監督   マヌエル・ジョゼ  
 
ポジション No 選手名 交代
GK 1 クレメル  
DF 2 セアラー  
3 インジオ  
4 ファビアーノ・エレル  
6 マルチン・イダルゴ 後18分OUT
MF 5 ウェリントン・モンテイロ  
7 アレックス  
8 エジーニョ  
FW 9 フェルナンドン(C)  
10 イアルレイ 後37分OUT
11 アレシャンドレ・パト 後20分OUT
控え選手
GK 12 レナン  
22 マルセロ  
DF 13 エジグレ  
15 ルベンス・カルドーゾ 後18分IN
21 エウデル・グランジャ  
MF 14 ファビーニョ  
16 カルロス・アドリアーノ  
17 バルガス 後37分IN
19 レオ  
20 ペルジゴン  
FW 18 ルイス・アドリアーノ 後20分IN
23 ミシェウ  
監督   アベウ・ブラーガ  

戦評

南米王者インテルナシオナルがアルアハリを撃破 決勝へ駒を進める。

準決勝の第1戦には、南米王者インテルナシオナルが初登場。
対するは、1回戦でオークランドシティを下し2年越しの
今大会初勝利をあげたアフリカ王者のアルアハリ。

インテルナシオナルはいきなり先発発表で、スタンドを驚かす。まだリーグ戦で1試合しか出場経験のない17歳のFWアレシャンドレ・パトをスタメン起用した。

最初のチャンスはアルアハリ。前半4分、ドリブルで駆け上がったエースのアブトレイカが倒される。中央やや左ペナルティエリアの手前で、絶好のFKのチャンス。アブトレイカが自ら右足で直接狙うが、GKクレメルが正面でキャッチ。

対するインテルナシオナルは、徐々に試合の流れを掴みはじめる。南米らしい個人技を生かし、攻撃に転じると一気に前がかり。この試合では、トップ下に入ったフェルナンドンから、俊足の2トップFWイアルレイとアレシャンドレに決定的なパスが何度も通る。立て続けにオフサイドとなるが、攻撃の手は緩めない。

そして23分。フェルナンドンからアレシャンドレにスルーパス。
DFにカットされるが、こぼれ球をアレックスがフォローし、再び前線にこぼれ、アレシャンドレの足元へ。
落ち着いて右足を振りぬいたアレシャンドレのシュートはネットに突き刺さった。
17歳の衝撃的なデビューでインテルナシオナルが先制する。

これでインテルナシオナルペースとなるかと思われたが、逆にここからアルアハリの見せ場が続く。

36分、中央しかしゴールからやや遠めの位置からの直接FKをDFのナハスが直接狙う。この強烈なロングシュートは、GKクレメルが左手でかろうじてクリア!38分にはゴール前でムスタファが競り合い、こぼれたところをアブトレイカがシュート。しかしボールは左ポストにはじかれた。前半は1−0、インテルナシオナルのリードで折り返す。


後半に入っても、試合の主役はインテルナシオナルのアレシャンドレ。右サイドをかけあがったアレシャンドレは、肩でボールをリフティングしながら前線へ。クロスはDFに阻まれるが、国立競技場を沸かせた。

しかし、アルアハリも負けてはいなかった。9分 左サイドのスローインから、タレク・サイドがクロスボールを上げる。これをフラビオがドンピシャで頭で合わせた!今年のワールドカップでもアンゴラ代表としての初ゴールを挙げたフラビオが、世界の舞台で勝負強さを見せた。勝負は振り出しへ戻った。


20分、インテルナシオナルは先制ゴールを決めたアレシャンドレが足を痛め途中交代。代わって入ったFWのルイス・アドリアーノも19歳。この采配がまた当たる。27分、右からのコーナーキックが、ルイス・アドリアーノがヘッドで飛び込みシュート!インテルナシオナルが勝ち越す。17歳に続き、今度は19歳が勝負を決めた。

この時に痛めたのか、アルアハリは守護神アルハダリが負傷退場するアクシデントにも見舞われ、力尽きた。

期待のフェルナンドンのゴールこそ見られなかったもののエースが黒子に徹し、
インテルナシオナルが決勝へ進出。明日のクラブアメリカ対バルセロナの勝者と対戦する。

一方、敗れたアルアハリは3位決定戦に回る。

強烈世界デビュー!17歳FWアレシャンドレ・パト

試合の前はとても落ち着いていた。チームメイトはみな経験があるのでアドバイスをもらい、落ち着いて試合に臨めた。ゴールを決めたことも嬉しかったけど、それよりも試合に勝ったことがもっと嬉しい。日本の芝は、最初は難しかった。ボールの跳ね返りが特に気になったけど、少しずつ慣れてきて、ボールの軌道を思い描けるようになった。練習でまた修正して、決勝戦ではいい試合が出来るようにしたい。

若手をバックアップ!フェルナンドン主将

今日一番難しかったのは、プレッシャーがあったこと。勝たなければという責任がプレッシャーになっていたように思う。緊張感から、つまらないミスをおかしてばかりで、ゲームは向こうに支配されたいた。アルアハリはパスの精度が高いと聞いていたが、実際に戦って本当にレベルの高いチームだったと実感した。

この勝利で、世界が全く変わったみたいだ。もうプレッシャーも無くなったしね。やはり決勝に進むことが大命題で、ここまで来てブラジルのチームとして、決勝に進めなかったら情けないことだから。今や我々のモチベーションは世界一だ。相手はどこであろうと優勝することを目標にしたい。

決勝進出ならず・・・FWアブトレイカ(アルアハリ)

インテルナシオナルはビッグチーム。今日はむずかしい試合だった。
彼らはいいプレーをしていたし、うちには運もなかった。
後半にフラビオのゴールで追いつくことができただけに
前半のチャンスを生かしいていれば、ね。
次の試合も気持ちを切り替えて頑張りたい。

ブラーガ監督(インテルナシオナル)

初戦に臨むにあたり、非常に緊張があった。すでに1試合こなしている相手に対し、こちらは初戦。
そういった意味での緊張、プレッシャーがあった。
99年というクラブの長い歴史の中で、この試合は非常に重要な意味があった。
だが、次の試合こそもっとも重要である。

アルアハリは、2年半同じ監督が指揮しており、チーム力が最大の武器であると理解している。
アフリカは良いチームを送り出した。素晴らしい個性のある、常に勝利を狙えるチームだと思う。
今日はなかなか自由にやらせてくれなかった。
彼らはわれわれの長所を消していた。

こちらはパフォーマンスが悪く、半分の選手がいつもの半分の調子だったので、非常に難しい試合になった。
我々の方が少しラッキーだっただけかもしれない。
だが次の試合では、今日より良い試合見せられるだろう。

若い2人については、他の選手と同じ責任を担いながらもリラックスしていたのでは。
2人が与えられたチャンスを生かし、ゴールを決めさらに試合を決めてくれた事は、
うちがどれだけ下部組織を重視してきたか証明となるだろう。

Q.明日のクラブアメリカ対バルセロナをどう予想するか?
今日の試合も分かったように必ず勝てるチームは存在しない。明日はバルセロナもそんなに簡単ではないだろう。
Q.今日はブラジルらしい“サンバ”が見られなかったが?
最初に言わせて頂きたいのは、ブラジルのカーニバルは2月にしかないということ。サンバの話は関係ない。われわれはサッカーをしている。今日の試合内容に、私は何も驚かない。良いプレーを見せられなくても、勝つことが出来た。それでこそプロフェッショナルというものだ。
Q.アレシャンドレのけがの状況は?
そんなにたいしたものではない。ただ足をつっただけで、次の試合出場にもなんら問題はない。むしろイダルゴの方が、以前のけがを再発したようなので難しいかもしれない。
ジョゼ監督(アルアハリ)

本当はもっと力を出せるかと思った。前半は緊張したせいか、カウンターを何度も食らった。
相手は想像していた通りのチームで、うちの対策も功を奏していただけに
前半のメンタリティーの問題とスペースを与えたことが悔やまれる。
2失点したともつまらないミスからの失点だった。

インテルナシオナルは個性の強い攻撃的なチームだったが、90分間互角に戦うことができた。
アフリカには、インテルナシオナルのようなチームはいない。
こういう相手に対しては、選手が120パーセントの力を出さないと勝つことはできないと実感した。

昨年もそうだったが、世界のみなさんに良いイメージを与えられなかったことを残念に思う。
エジプトでいつもやっているサッカーをやりたかったし、もっとポジティブなイメージを与えたかった。
それでも90分間対等に戦った選手たちを誇りに思う。

アルアハリのスタイルとは、常に勝つこと。
バルセロナもクラブアメリカも良いチームなので、明日の試合をよく観察したい。
もっと気持ちを奮い立たせて、有終の美を飾りたい。

Q.相手との差は何だったと思うか?
ブラジルはサッカーの先進国なので、エジプトと同等に比較してはいけないが、今日は、そうした差はあまりなかったし、対等に戦ったとも思う。しかし経験、勝利への意欲、そしてマリーシア(ずるがしこさ)……エジプトの選手は素直すぎた。ブラジルの才能、テクニックはやはり認めないといけない。
Q.最初の失点はオフサイドだったと思うか?
私がいた位置からは見えにくかったので、何とも言えない。選手も審判もミスをするし、人間だったら誰でもミスはある。今回の大会でわれわれは多くを学んだし、選手もベストを尽くしてくれた。敗れたからといって、相手より下だったとは思わないし、一時は引き分けにも持ち込んだ。今日はインテルナシオナルが、われわれよりもラッキーだったということだ。

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