8区は日差しが照り付ける中、15キロ地点に訪れる「遊行寺の坂」は箱根屈指の難所、脱水症状にも注意が必要。
5キロ地点、青山学院・岩見が14分19秒で通過し首位を独走。東海大・小松との差は2分10秒と、8区スタート時から9秒差が開く。そこから2分3秒遅れの3位で國學院大、さらに1分34秒遅れて4位の明治大、5位の東京国際大はトップから6分31秒差。6位は駒澤大、7位に東洋大、8位は帝京大と続く。
13キロ地点、逃げる青山学院・岩見が38分23秒で通過。東海大・小松が前回、区間新記録をマークした時と比較して30秒近く速いペースで快調に飛ばす。
15.6キロ地点、青山学院・岩見が遊行寺の坂を駆け上がる。2位の東海大・小松との差は2分5秒で、8区スタート時からなかなか詰まらない。トップから4分42秒差の3位で國學院大、さらに1分46秒遅れて4位に明治大、5位には東京国際大と続く。
青山学院が戸塚中継所の目前に迫るころ、後続の18キロ付近でレースが大きく動く。6位の東洋大・前田、7位の駒澤大・加藤、2人に迫る8位の帝京大・鳥飼が駒澤大、東洋大を続けて抜き去り、6位争いが激化する。
戸塚中継所では岩見がトップで襷をつないだ。2位は先頭から2分遅れの東海大、3位は5分9秒遅れで國學院大が続く。一方、シード権争いでは中央学院が先に10位で襷リレー。しかし、11位の創価大とのタイム差はわずか7秒の激しい接戦となっている。