小田原中継所では僅差の駒澤大と青山学院。3km(以下kmは5区のkm数)過ぎの函嶺洞門では駒澤大・山川選手(1年)と青山学院・脇田選手(4年)の差が少し開いている。
4km過ぎ、中央大・阿部選手(2年)が青山学院を抜き2位浮上。
中央大はさらに1位駒澤大との差を詰めていく。7km過ぎの大平台のヘアピンカーブではその差は19秒。2位は中央大、青山学院が3位で通過。
4位争いは、5位の國學院大・伊地知選手(3年)が、4位の東京国際大・川端選手(3年)との差を詰めていく。8km過ぎ、國學院大・伊地知選手(3年)が4位へ浮上。
11km過ぎの小涌園前、駒澤大と中央大の差は15秒。小田原中継所スタート時から20秒以上詰めてきている。3位の青山学院は駒澤大とは1分19秒差。4位争いは國學院大と東京国際大が並走。しかし東京国際大・伊地知選手(3年)が抜き再度4位へ。
最高地点の少し前、15km過ぎの芦之湯では駒澤大と中央大の差は20秒。18km過ぎの元箱根では28秒差と1位の駒澤大が中央大を引き離す。3位青山学院は2位中央大を1分26秒差で追いかける。
19km過ぎ、駒澤大・大八木監督が駒澤大・山川選手(1年)に声をかける。駒澤大・山川選手(1年)は5区を1時間10分45秒で走り切り、駒澤大は19年ぶり4回目の往路優勝(5時間23分10秒)。
続いて往路2位は5時間23分40秒で中央大。トップ駒澤大との差はわずかに30秒。
往路3位は5時間25分13秒で青山学院、トップとの差は2分03秒。
4位争いは國學院大が逆転。往路4位國學院大、往路5位には早稲田大が浮上した。続いて6位順天堂、7位東京国際大、8位法政大、9位城西大、10位創価大、11位東洋大、12位明治大、13位東海大、14位帝京大がフィニッシュ。
復路一斉スタートとなったのは、15位国士舘大、16位山梨学院大、17位大東文化大、18位日本体育大、関東学生連合、19位専修大、20位立教大。
5区の区間賞は、13位で小田原中継所をスタートし9位まで順位を上げた城西大・山本(唯)選手(3年)。5区を区間新の1時間10分04秒で走り切った。