第82回箱根駅伝予選会結果 総合成績

10月22日、第82回箱根駅伝出場をかけた予選会が、東京・立川市の国営昭和記念公園内を走るコースにて行われ、出場39校が箱根駅伝の切符9枚を争った。

先ずトップ通過を果たしたのが、東洋大学。前回大会は13位と沈んだが前々回シード校の意地を見せて4年連続の出場を決めた。 続いて2位は早稲田大学、前回大会はわずか22秒差でシード権獲得を逃したが、1年生エース竹澤の日本人1位の快走も光り、安定した走りで順当の予選通過。

3位はチーム全体で終始安定した走りを見せた國學院大學が食い込んだ。 4位山梨学院大学はエースのモグスが予選会初の57分台を記録して貫禄の個人成績1位。 その他のメンバーを補って余りある活躍を見せ、本大会への期待も膨らむ快走だった。 5位は大東文化大学、不安を抱えながらも伝統校の自力を見せて予選通過。 6位は平塚監督が率いる城西大学が初出場から3年連続の出場となった。

波乱のドラマを最後に見せてくれたのは、やはり関東インカレポイントが絡んでくる6位以降の順位変動だった。レース総合タイムで10位の国士舘大学がインカレポイントにより7位に浮上し、逆転の出場権獲得。一方それで押し出される格好となったのは、レース総合タイムで9位に入ったにもかかわらず最終総合タイムは10位となった拓殖大学。インカレポイントによって明暗が分かれた。8位は明治大学、9位は専修大学が決まり、箱根駅伝出場校が出揃った。