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2020年08月04日

日本テレビの開発テーマ 「AI顔認識」システムが日本映画テレビ技術協会賞「技術開発賞」を受賞

 日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:小杉善信、以下日本テレビ)は、(一社)日本映画テレビ技術協会賞第73回(2019年度)「技術開発賞」を受賞致しました。
 この賞は毎年、映画やテレビに関する研究や開発等で著しい功績をあげた個人または団体に授与されるものです。

■日本映画テレビ技術協会賞 技術開発賞
●テレビ番組制作支援用「AI顔認識」システムの開発(※1)

 日本テレビでは、「AI顔認識」技術(映像に映っている人間の顔が誰であるか自動認識する技術)を用いて、高精度かつ高速に被写体確認作業を行うことができるシステムを開発しました。

 今回開発したシステムは、下記のような実際の番組制作現場で役立てることが可能です。
数百万件の顔画像で学習を行い、テレビ映像に頻出する悪条件(顔が小さい、横向き、暗い、等)にも強いアルゴリズムを実装することで、結果的に99.74%の認識精度(参院選特番時検証結果)を達成
生放送番組にも対応できるよう、ほぼリアルタイム(1秒以内)で認識結果が表示される設計
1人1枚の顔画像からでも認識が可能となるようAI顔認識モデルを構築
顔領域のトラッキング機能(追従機能)を併用し、顔が横を向いたり、一部が隠れたりしても認識が可能

システムの表示画面例

システムが活用されている番組制作現場の様子

 当システムの活用により、報道番組等での被写体確認作業が高精度化かつ高速化され、2019年の参議院選挙特番などで、誤報防止・迅速な報道・作業省力化に貢献したことが高く評価されました。その後スポーツ番組などにも活躍の場を広げており、今後も様々な展開が検討されています。

※1:共同開発:株式会社東芝、東芝デジタルソリューションズ株式会社

以上
日本テレビ放送網株式会社 社長室 広報部