第36回目NNS(Nippon Television Network System)アナウンス大賞の授賞式が、3月19日(木)、和やかに行われました。日本テレビネットワーク各社の中で昨年1年間、放送全般に渡ってアナウンス部門のレベルアップに寄与し、アナウンス技術の向上やイメージアップに力を発揮したアナウンサーを表彰するものです。
 授賞式には、日本テレビネットワーク各社の約400人のアナウンサーの中からノミネートされた「北海道・東北」、「関東・中部」、「西日本」、「九州」の全国4ブロックの代表11人が出席し、テレビ部門大賞、ラジオ部門大賞、最優秀新人賞が選ばれました。


テレビ部門大賞  札幌テレビ 急式 裕美(きゅうしき ひろみ)アナウンサー

 2001年入社。夕方の情報番組「どさんこワイド」で簡易中継「Live U」を使った生中継を担当。中継リポーターのスペシャリストとして、取材力と五感を駆使した表現力、安定感のある仕事ぶりが視聴者やスタッフの信頼につながり、後輩アナが学ぶべきものが多いと評価されての大賞受賞となりました。

 受賞について、「ラジオ番組と早朝番組を担当してきて、12年目で突然、上司から女子アナの新しい道を作ってほしいと"フィールドキャスター"を拝命しました。まだ道を作ったとは思えませんが、北海道の厳しい自然の中でのリポートも経験し、この賞を頂いたことで土台くらいは出来たのではないかと思っています。」と語りました。

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受賞した急式裕美アナウンサー(左)と札幌テレビ・島田洋一 代表取締役会長

ラジオ部門大賞  福井放送 岩本 和弘(いわもと かずひろ)アナウンサー 

 1997年入社。「ガンちゃん」の愛称で、全ての世代のリスナーに親しまれている実績はもとより、野球中継・報道ニュースはもちろんのこと、リスナーとのフリートークで絶妙な会話を展開する「話芸」の秀逸さ、瞬発力が審査員の心をとらえ、その力量が評価されました。

「一緒に番組を作っているスタッフ、ラジオセンターの仲間に、この受賞の喜びを伝えたい。あと3日で40歳、がむしゃらにやってきた30代の集大成に受賞することが出来、身が引き締まる思いです。これからもリスナーに信頼されるパーソナリティを目指していきたい。」と気持ちを新たにしていました。

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受賞した岩本和弘アナウンサー(左)と福井放送・小藤幸男 代表取締役社長

最優秀新人賞  中京テレビ 佐野 祐子(さの ゆうこ)アナウンサー

 2013年入社。様々な情報番組のリポーターを担当。新人らしい"元気"で"はつらつ"としたパフォーマンスが魅力。"東日本大震災後世代"のアナウンサーとして、使命感を持って、御嶽山噴火のカットインニュースを冷静かつ的確に対応したことが評価されての受賞となりました。

 受賞について「今まで私を育てて下さった会社、先輩方、スタッフの皆様に感謝の気持ちで一杯です。これから、更にその場に即した言葉選びの力を身につけて、皆さんのお役に立てるアナウンサーになりたい。」と抱負を語りました。

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受賞した佐野祐子アナウンサー(左)と中京テレビ・山本孝義 代表取締役社長

以上
日本テレビ放送網株式会社 総務局 総合広報部