1. HOME
  2. 番組向上への取り組み
  3. 放送番組審議会

番組向上への取り組み

放送番組審議会

2018年2月番組審議会概要

第515回日本テレビ放送番組審議会は、「世界の果てまでイッテQ!」に関しての合評を行いました。

この番組は、この世の不思議に対する素朴な疑問をピックアップして、答えを求めてタレントが世界の果てまで足を運んで解明していくという、体当たり冒険バラエティーで、今年の2月で丸11年を迎えました。

A委員:
日本テレビのバラエティーが生んだ歴史的な傑作なのではないかと思うようになった。突っ込みどころはあるが嫌みがないのと、出ている人たちに感情移入していくことが上手く出来ていると思う。
B委員:
みやぞんさんの会話のセンスや、英語を全くしゃべらないけど現地の人と心が通じ合っているところや、歌のセンスなど、非常に頭のいい方だと思ったが、虫が極端に苦手とか、神経質な感じがたまに出てくるのが面白かった。
C委員:
ロケ地を変えるなど、飽きさせない演出がいいと思ったが、虫が嫌いなみやぞんさんに、わざとクモやゴキブリを手に載せて触らせるのは、どうかと思った。
D委員:
命を懸けた真剣な冒険であっても、どこかに笑いやユーモアがなければ、それを乗り越えられないが、それをある意味いい形で見せている。今後、どんどんハードルが高くなって、危険と隣り合わせになっていくのではないかと心配するので、注意してもらいたい。
E委員:
初期の『イッテQ!』には、タレントに無理やりやらせる感じが少しあった気がするが、今は宮川さん本人がやる気になっていることが、好感度を上げている。人がやる気になって一生懸命取り組んでいる姿を見るのは、いいものだなと思った。
F委員:
この番組が自分の思っているバラエティーと全く違うのは、身体性。水に落ちる感じや、丸太が顔に向かって落ちてくる感じが凄く良く分かる。そういう体の感覚がある番組は、今は(ほかに)ないと思う。
G委員:
世界に飛び出していくという空間的な広がりがあるので、若い人たちがこの番組で活力やエネルギーを得ているのではないかという感じがする。また、南極の特番はスマホで見ても全然迫力がないので、テレビはまだまだ生き続けられるなと思った。
H委員:
レースのルールはあったが、ソリの作り方のルールが紹介されていなかったところや、宮川さんが凄く寒がっていた時に気温が出ていたら、もっと伝わったと思われるなど、1時間でテンポよくしようという中で、細かいところがちょっと抜け落ちているところが気になった。
I委員:
タレントが危険なことに体当たりで挑戦しているのを見ると元気のもとになるが、非常に危険な部分があるので、作り手のことも考えて見てしまった。
J委員:
芸人が真剣にやって、笑いを伴っている。長い期間やっているうちに、要らないものは削り、新しいものを付け加えることを繰り返して、このような見事な一種の芸術品に仕上がったのではないかと思った。

この御意見を受けて、日本テレビ側は次のように答えました。

「安全第一を意識して、その中で起きた失敗も成功も全て見せています。これからも、視聴者の皆さんの信頼を裏切らない番組作りを心掛けて行きたいと思います。」