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セーヌ川にほど近い、パリ郊外の街 ムードン。 ここに、20世紀の偉大な彫刻家 オーギュスト ロダン が 晩年、妻と暮らした家があります。 |
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1917年、彼は、お針子のローズと結婚しました。 ロダン 77歳。ローズ 73歳。 出会いから、53年後のことでした。 |
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若く貧しかった時代から、献身的につくしてきたローズ。 しかし、ロダンは、40代も半ばを過ぎた頃、 若く才能にありふれた娘、カミーユと恋に落ちます。 |
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互いに影響し合い、作品を作り上げていった二人でしたが、 ロダンはカミーユの激しさに疲れ、 ローズとの穏やかな生活に戻っていくのでした。 |
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だからこそ、年老いたときにロダンは、 彼女との正式な夫婦になることを選んだのではないでしょうか。 |
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しかし…、 結婚からわずか2週間後、ローズは急死し、 その9ヶ月後、ロダンも妻の後を追うように亡くなりました。 |
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二人の亡骸は、このムードンの家の庭に、一緒に眠っています。 そして、墓の上には、「考える人」が。 |
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ロダンにとってのローズ。 それは帰る場所だったのかもしれません。 |
| ■ロダン 「妻と晩年を暮らした家」 2001/7/4放送 |
| ■来週の「心に残る家」は、ニニ ロッソをお送りします。 |
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ロダン 「妻と晩年を暮らした家」 |