■ロダン 「妻と晩年を暮らした家」 2001/7/4放送

セーヌ川にほど近い、パリ郊外の街 ムードン。
ここに、20世紀の偉大な彫刻家
オーギュスト ロダン
晩年、妻と暮らした家があります。


 


1917年、彼は、お針子のローズと結婚しました。
ロダン 77歳。ローズ 73歳。
出会いから、53年後のことでした。


   


若く貧しかった時代から、献身的につくしてきたローズ。
しかし、ロダンは、40代も半ばを過ぎた頃、
若く才能にありふれた娘、カミーユと恋に落ちます。


   


互いに影響し合い、作品を作り上げていった二人でしたが、
ロダンはカミーユの激しさに疲れ、
ローズとの穏やかな生活に戻っていくのでした。


だからこそ、年老いたときにロダンは、
彼女との正式な夫婦になることを選んだのではないでしょうか。




しかし…、
結婚からわずか2週間後、ローズは急死し、
その9ヶ月後、ロダンも妻の後を追うように亡くなりました。




二人の亡骸は、このムードンの家の庭に、一緒に眠っています。
そして、墓の上には、「考える人」が。




ロダンにとってのローズ。
それは帰る場所だったのかもしれません。


■ロダン 「妻と晩年を暮らした家」 2001/7/4放送

■来週の「心に残る家」は、ニニ ロッソをお送りします。

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