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荒々しい門。 刻まれた名前、『OKAMOTO』… 時代やしきたりの枠に捕らわれず、自分にしかできないことを追求した芸術家、 岡本太郎の家です。 |
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| ここ東京・南青山は、生後まもない頃から、彼が両親と暮らしていた街。 |
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35歳で戦地から復員すると、帰る家は跡形もなく、 誰が植えたのか、麦の穂だけが風になびいていました。 |
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彼が同じ場所にアトリエのある家を建てたのは、1954年、43歳のとき。 それから、84歳で亡くなるまでの40年間、 この家で芸術に挑み、闘いながら、生き続けたのです。 |
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所狭しと作品が並べられたリビング。 彼はエネルギッシュで、じっとしていることが大嫌い。 |
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頭の中は、いつも作品のことでいっぱいで、 制作の途中でも、無邪気な子供のように家中を走り回ったり、 突然得意のピアノを弾き始めたり…。 |
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全身から迸るパワーは、 常に芸術に向けられていました。 一日を、ひとときを惜しむように。 |
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「生きる瞬間、瞬間に絶望がある。 私はそれを新しい色で塗り、切り開いていく。 絶望を彩ること、それが芸術だ」 |
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次回(12月5日)の『心に残る家』は フロイト 「心を見つめた家」をお送りします。 お楽しみに。 |