坂本龍馬  世界への始まり「亀山社中跡」

(2006/4/5放送)


   
四百年続く旧正月を祝う祭り。
幕末の頃、時代を先取りしていた長崎に、
坂本龍馬はやってきました。


 
龍馬はすぐに、日本人による初めての貿易会社
「亀山社中」を興します。


 
驚くほどのあばらや・・・
しかしそこには、国を想う若者たちの
一途な志が詰まっていました。


   
「日本(ニッポン)を今一度 せんたくいたし申候(もうしそうろう)」


 
 
まっさらな日本をこの手でつくりたい・・・
そろいの白袴を身につけた龍馬たちは、
この長崎の街を拠点に、奔走しました。


 
薩長同盟を成立させ、
明治維新への道筋をつけたのも、
彼ら名もなき若者たち。


後に海援隊と名を変え活躍した龍馬たちが、
見据えていたもの。
それは、遥かな日本の未来でした。


 
「世に生を得るには 事を成すにあり」


坂本龍馬  世界への始まり「亀山社中跡」

(2006/4/5放送)

次回(4月12日)の『心に残る家』は
トーマス・グラバー
をお送りします。
お楽しみに。