
今週は一休寺を訪ねます。

都の南、京田辺に佇む酬恩庵・一休寺。

木漏れ日に包まれたお寺は、とんち話で名高い一休さんが
晩年を過ごした所です。

天皇の子として生まれた一休は、幼少の頃より仏門で修行、
禅僧として人々に慕われました。

一休が暮らしていた虎丘庵には
自ら筆をとった扁額が掲げられています。


茶室造りの部屋に入ると、
時が経つのも忘れるほど心が落ち着きます。

一休自身のひげや頭髪を植え付けた等身大の木像
「人の命のはかなさ」を説く為に作ったとされる髑髏の面


ゆかりの品々からは、一休の自由奔放な人柄が偲ばれます。

枯山水の庭。
涼やかな眺めに夏の暑さを忘れてしまいそう・・・

一休が名付けたとされる善哉は、
どこかなつかしく、やさしい味です。


一休寺はアニメでもお馴染み「一休さん」が晩年を過ごしたお寺として有名です。撮影させて頂いた日は夏休み中とあって親子連れの姿が多くありました。
そんな一休和尚にまつわるお寺での撮影中、スタッフの一人がお庭の木で何かを発見!!

