■ 8月15日

シリーズ「ボルネオさとうの旅〜スタート編〜」

今日OAされた「所さんの目がテン!」夏休み海外特集・第2弾。今年の舞台はボルネオ島。ボルネオの中でも私は川辺に棲む動物たちに会ってきた。…が!その前に、現地に辿り着くまでが既に珍道中の始まりだった。

まずはボルネオ島の玄関口・コタキナバルまで飛行機で6時間。そこからロケ地となるジャングル近くの街まで国内線で1時間。さらに車で1時間半走って、ようやくロケ地に到着する…はずだった。

アクシデントはコタキナバルでトランジット待ちをしているときに起きた。6時間かけてボルネオ島に入ったまでは良かったのだが、待てど暮らせど、これから乗る国内線の飛行機がやってこない。時刻は20時過ぎ。そのうち飛行場から人の姿がなくなってきて、残されたのはその便に乗る予定の10人のみ。そして時刻は21時30分。アナウンスが入った。「便はキャンセルされましたので、窓口にお越しください」

キャンセル!?どうやらこれが最後の便で、当日中に振り替えることは不可能だ。となると、もう夜だから、この日はコタキナバルに一泊して翌朝改めてトランジット…というのが常識的な考えのような気もするが、ロケで時間が限られているため、なんとしてでもその日のうちに到着する必要がある。前入りしていたスタッフと協議の結果、1時間半の空路を陸路で行くことに。所要時間は、なんと6時間!!

預けていたトランクを受け取り、迎えの車と待ち合わせ、いざ6時間の旅へ。これがまたデコボコで上り下りの激しい山道が途中にあり、睡眠を取ろうとしてもなかなか眠れない。座っているだけで体力を消耗してしまうような6時間のドライブの末、ようやく到着した頃にはロケ開始まで1時間半を切っていた。

こうして始まったボルネオロケ。絶叫あり、感動ありの濃密な5日間だった。次回は、シリーズ「ボルネオさとうの旅〜食事編〜」☆