第34回ズボラママのサバイバル日記「体調予測日記」

ゆりぐみ(編成局)

産後しばらくは、育児日誌を
それはそれは細かくつけていました。
授乳時間、睡眠時間、おむつ替えの時間とその内容(笑)


赤ちゃんとの生活に慣れ、記録をつけずとも
授乳やおむつ替えの時間が開きすぎていないとわかるようになると、
忙しさに負けて記録は間遠に・・・


とはいえ、子供と過ごした時間を
いつか宝物のように思う日が来るという予想だけはあり、
復職を機会に、1日当たりの行数が多くない「3年日記」を購入しました。
B5サイズの1ページに、同じ日付の3年分の日記が書けるようになっていて、
去年の今日、おととしの今日を振り返ることができる日記帳です。
その1冊目が終わろうとしています。


途中から、日記の文章を書く「行」とは別に、
日付の横の空白に、家族の病気と受診や薬について書くようにしました。
みんな元気なら空白が続き、
子供が風邪をひくと何日か後に私も薬を飲み始めることになって欄がびっしり埋まります。
日記の文章として書くより目立つので、
ペラペラめくるだけで、季節季節の家族の健康状態がわかるようになっています。


比較的空白が多い夏、
10月になると、こどもは胃腸炎、気管支炎と病院通いが続きます。
なかなか打てなかったインフルエンザの予防注射を11月の半ばに打って、
12月は風邪ひきの合間に予防注射2回目、
クリスマスのころは体調を崩すことが多く、
年末年始はたいてい病院休診日カレンダーとにらめっこ・・・


成長に伴い、病気の回数は減ってはいるものの、
3年分見比べると同じ時期に同じような症状が出ていることもわかります。
仕事の予定を立てる時、
「この時期は、病院通いの危険性があるなあ」と予測して夫婦で対策を話し合っておけば、
八方ふさがり万事休す!という事態だけは避けられます。

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サバイバルに欠かせない日記帳、
来年からの3年日記も準備しました。
日付の横は空白で、その下の日記がいっぱいになる日が続きますように!

第33回ズボラママのサバイバル日記「ストックでもう1品」

みか(事業局)

ずぼらでも、来たるべき日に対しては各種備蓄品をストックしてます。
水、電池、簡易トイレ、割りばし、サランラップ、カセットコンロ、etc・・・。

食材も、もしもに備えて普段使いにプラスして缶詰、乾物やらをある程度ストックしています。

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そうすると、やがてやってくるのが賞味期限。


今回はストック食材から「さんまのかば焼き缶炊き込みごはん」と「切り干し大根のトマト煮」を作りました。


★さんまのかば焼き缶炊き込みごはん
2合のお米を研いで、お水も減らさず、かば焼き缶1缶を投入!
ちょっとばかり塩気が足りないので、一つまみのお塩を入れるといいようです。
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★切り干し大根のトマト煮
短冊切りのベーコン、お豆(今回は枝豆、大豆などの冷凍ミックス豆)、を炒めて、ベーコンの油が出たところで、軽く戻しておいた切り干し大根(50g)を投入。軽く炒めて、トマトの水煮を1パックジャーっと入れて、コンソメ、塩、こしょうで味を調えたら出来上がり!
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どちらもとっても簡単で、お弁当にもいい感じです。
「切り干し大根のトマト煮」は、チリパウダーを加えれば、チリコンカン風に。切り干し大根を少し刻んで、オムレツの具にしたり。
沢山できますが、いろいろと使い勝手が良い副菜です。


スーパーに行けなかった日(行くのが面倒だった日?)や、今日の食卓何かが足りない感じがするときにも、缶詰や乾物ってとっても便利ですよね。
ずぼらな私にはもってこいです。

第32回 ズボラママのサバイバル日記 「3足目のわらじ」

雪子(報道局)

「仕事」と「子育て」の2足のわらじを履いて6年目のこの秋、
3足目のわらじを履くことになりました。親の「介護」です。
85歳の父は闘病中の上、認知症も始まったため、
先日、私と同じマンションの別室に引っ越してもらったのです。


2つの部屋を行ったり来たりする生活が始まりました。
仕事の前後に両親の部屋に行き、父を着替えさせて、トイレにつれていき...
食事作りも2家族分に倍増です(汗)


そんな私を見ていた息子(年長・6歳)に、変化が起きました。
何度言い聞かせてもやりたがらなかった「お片付け」を、
自分から進んでやるようになったのです。


また、ある夜、ちょうど息子を寝かしつけている時、
母に呼ばれ、行かねばならなくなってしまいました。
主人は、まだ帰ってきません。


布団にもぐりこんだ息子を見ると、明るい笑顔で
「だいじょうぶだよ。ぼく、ひとりで寝られるよ」。
私は内心、...いつもママのおっぱいを触らないと眠れないのに...と
不安になりましたが、やむにやまれず、彼をひとりおいて、両親の部屋へ走りました。


1時間後、家に戻って寝室を見ると、すーすーと穏やかな寝息。
初めてひとりで寝られたんだ...そう思った時、
彼の手に、ウルトラマンティガの人形が握られているのに気がつきました。

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私が家を出る時には、なかった人形です。
きっと、私が出て行った後、不安になり、人形を取りに行ったのでしょう。
暗い家に、ひとりで...寂しかっただろうな...。


翌朝、息子に、きのうはありがとう、と言うと、
「ママが頑張っているのに、いつも僕だけ何にも役に立たないから」。


息子の言葉に胸がズキンとし、
「あなたは、いてくれるだけで、ママの幸せのモトなんだよ」と
小さな体を思いっきり、ぎゅうと抱きしめました。


子供って、親が思う以上に、いろいろな事を感じているものですね。
サバイバル度が増しているのは、大人の事情。
ちっちゃな心に負担をかけ過ぎないよう、もっと心を配らなくちゃ。
そんな思いを強くした、出来事でした。

第31回 ズボラママのサバイバル日記「ハンドメイド女子」

リョーコ(制作局)

ニットのぬくもりが恋しい季節。
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実家の母から、手編みの子ども用カーディガンが届きました。
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ピンクに白、紫は色違いで2着。わが娘の好きな色は、紫なので。そんな娘のランドセルは、ラベンダー色です。


母よ、ありがとう~


思えば、私の幼い頃。
自宅の居間には編み図が掲載されたミセス雑誌や毛糸がありました。

物心つく前に他界した私の祖母も、よく編み物をしたらしく
遺品の手編み服を、形見のように思って着たものでした。


いっぽう現在、ズボラでサバイバルな日々を送る私はといえば...
新学期のたび、雑巾を用意するのにも四苦八苦。

...母娘の伝統、受け継がれず。

まー、大切なのは、自分の能力でできるものを愛情をこめて作ることで、
その気持ちは引き継いだかなーと、自分と娘に言い聞かせてますー


やはり、手作りされたものは、風合いや雰囲気(=「気」?)で
ぬくもりみたいなものが伝わりますよね。


私が担当する番組「ウーマン・オン・ザ・プラネット」
MC・大島美幸さんの衣裳にも、よく手作りアレンジが加わっています。

リボンやお花やネクタイ等を工夫して、既成の洋服にあしらっているのは、
なんと!スタイリスト・圓子さんの「お手仕事」。この発想、センス、技術...

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素敵すぎる!可愛い!と、女子スタッフ一同で感動していますが
圓子さんは、いえいえ!と謙遜。

いわく「手作りのプロ」として生計を立てるレベルは
遥かに高く、とても大変なんだそうです。

たしかに、プロともなると、本当に大変です...。


そう、「ウーマン・オン・ザ・プラネット」では今、まさに
タレントの浜口順子さんがファッション&リメイク修行に挑戦中!

仕事激減で崖っぷちの彼女が今年、芸能界も辞める覚悟で、単身フランス・パリ移住。

現地でサバイバルな日々を送っています。#55hama06.jpg#55hama07.jpg


彼女の厳しい境遇に、自分を重ねて毒舌応援する、有吉弘行さんとの「公約」を果たせるのか...


芸術の都・パリの冬景色、グルメや可愛い雑貨も時には紹介しつつ。
海を越えて頑張るハンドメイド女子の挑戦...リアルな一部始終を、ぜひご覧ください!


さらに、大島さんのスタイリング。
テレビだとあまり細部が映らないのは「もったいない!」と、
女子APちゃんが、番組公式Facebookにアップしていますので
こちらも機会があれば、ぜひご覧ください♪

第30回ズボラママのサバイバル日記「プチ反抗期の野菜嫌い」

あこ(事業局)

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先月、夫が長期海外出張に行くのを息子と空港に見送りに行きました。
それ以来、母子生活を送っています。


週末にはテレビ電話でパパの顔をみて、話をし、送られてきた写真などもみています。
それでも、4歳の息子にとって負荷は大きいようです。
寝ながら「うぇ~ん」と声を出して泣いたり。
別の日は、夜中に起きて寝室の電気を全部つけたり。
普段はみられない行動が、目立ちます。


そんな中、一番困るのが、プチ反抗期。
パパが出張に行って以来、「いやだ」、「しない」、「ママやって」が口ぐせです。


特に私が気になるのは、野菜、牛乳など、嫌いなものは口に入れないぞ!と、かなり頑固なこと。


毎回バトルせずに食べさせる方法はないものか。
考えた末に実行しているのが、「鬼」作戦。
緑、赤、白など、様々な色の鬼が登場。
鬼には苦手な色があり、その色の食材を食べると退治ができる、という設定です。


ブロッコリーを食べない時は「緑鬼がきちゃったよ!」と一言。
食べた後は「すごい!ひぇ~って泣きながら鬼が帰っていったよ」と息子を褒めると、満足そう。
ポイントは「ひぇ~」、「うわぁーん」、「やられた!」など、鬼のコメントを声に出して伝えてあげること。「僕やっつけた?パパに写真送ってね!」と嬉しそうに食べてくれます。


それにしても、一人親って大変!
夫は家事をほとんど手伝ってくれないので、家事の大変さは変わりません(苦笑)。
しかし、毎朝保育園への送りは夫担当だったので、それだけでどれほど助かっていたかを実感。
息子共々、首を長くして帰りを待っています!