こどものやる気の出させ方★いつまで教えられる!?

思春期、真っ只中!進学先に悩むボーッとした女子高生の長女と、最近女子力に目覚めた女子中学生の母やっています。

がそりん(技術統括局)

高校2年生の娘は、「進路」を真剣に考える時期で、悩みの毎日を送っています。

 

ただ今、中間試験の真っただ中。

 

数学ⅡBという、よく分からない教科書を持ってきて、

理系の私に質問してくるのですが、

難しすぎて、読んでもすぐに答えられず全然教えられません。

 

娘は「ママが知らないということは、世の中に出ても使わないということだよね・・」と

諦めてしまい、これがより一層「やる気」をなくす要因になっているようです。

  

実は私、大学で中学・高校の数学の教員免許を取得しました。

何になりたいのか、高校時代によく自分でも分からなかったので、

”先生ならば子供に教えて楽しいかも!”とふんわり思い描き、

教員免許がとれる大学に進んだのでした。

 

十代の子が知っている世の中なんて狭い範囲。

思い描く職業なんて、そんなにないはずです。

それは私も娘も同じです。

 

私が教えられることは1つ。

高校時代には、なりたい職業や将来への不安を抱えつつも、

大人になるにつれ、周囲からさまざまな影響を受けて、

だんだんなりたい自分が明確になってくるよ、ということ。

 

そんな精神論を唱えて、

数学の教員免許を持っているのに、教えられない恥ずかしさを隠し、

何とか前向きにさせている毎日です・・トホホ。

 

 

こどものやる気の出させ方★机を片付ける!

今週末は小6の息子の運動会。とにかく騎馬戦では絶対勝ってほしい・・・ついつい大人げない応援をしそうな自分が、今から心配です(汗)

さんちゃん。(事業局)

夫も私も、そして息子も、親子3人揃って何が苦手かって、「おかたづけ」が大の苦手です。
全員、なにかをコレクションするのが大好きなコレクター気質だし、そもそも買い物大好きだし。
たま〜〜〜に、3人のうち誰かがモーレツにその気にならないと、ちっとも片付きません。
 
 
もはやカオス、常に雑然としている我が家で、勉強のやる気を出させようとすれば、
まずは基本の「机の片付け」から、というのは情けないけれど仕方のない話。
 
 
このあいだの週末は、夫が突如として息子に大号令をかけ、掃除を始めました。
 
 
どうやら夫、タイム誌の「世界でもっとも影響力がある100人」2015年版にも選ばれた、
 近藤麻理恵さんの片付け本を読んじゃったらしいんです。
(流行りのものに飛びつかずにいられないのも、家族共通かも)
はてさて、お手並み拝見、といくことにしました。
 
夫は、まずは机の中の雑多な品を全部床に一山にさせたあと、
次に仕分けをするように息子に伝えています。
仕分けの基準は、もちろん「ときめくかどうか」。
 
そんな基準でこどもの机が綺麗に片付くのか、半信半疑の私でしたが、
息子は
 
「ん〜〜、ときめ・・く!これは・・・ときめ・・・かない!!」
 
と結構楽しそう。
 
 
捨てる捨てないの基準を、自分で決められるのって、大事なことなんですね。
 
 
半日近くかかりましたが、大量のガラクタを前にしてもなんとか集中力を持続することができ、
しかも半分近くを「処分する」と自分で決めることができたんです。
 
それとなく監督していた夫いわく、
「ヤツが何にときめくか、見てると面白かったー。よくわかんない石とか、壊れたボールペンとかさー」
とニヤニヤしていました。
 
どうやら、「男の子の宝物」(イコール、母にとっては謎の物体)は維持しつつ、
机の上のスッキリ空間を生み出すことに成功した模様。
今のところ、机に向かってもすみやかに宿題に集中できている感じです。
 
さすが、こんまりさん!ありがとう!
 
目下の悩みは「かーちゃんも片付ければ」と男二人に迫られていること・・・
ハイ。まずはこんまりさんの本、読んでからね・・・
 
(写真は息子のときめきグッズ達。錆びたベーゴマ、古いお札、壊れた時計etc.)
 
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こどものやる気の出させ方★一緒に楽しむ!

休日は、小学校三年生の長男の野球に付き合う日々です。 次男はいつの間にか勝手に逆立ちできていたりと、自らどんどん前に進んでくれてます(笑)

なっちゃん(編成局)

現在小3の長男が、一年生のときの夏休み自由研究のテーマは、「クワガタ研究」でした。

保育園時代から、かなりの虫好きで、公園でずっと虫探しをしていた息子。

かく言う私も小さいころは、虫大好きで、家に持ち帰っては一日中観察していたものです☆

 

長野と久米島でノコギリクワガタをめでたくゲットできた息子に、せっかくノコギリクワガタが二か所でとれたのだから

それをテーマにしては?と促したところ、意気揚々と今年のの自由研究は「ノコギリクワガタ」だ!!と

鼻息荒く、宣言していました。

その後の作業は、思った以上に大変で、昆虫の研究所に行ったり、

昆虫標本の専門店に行って、材料を買ったり、話を聞いたり

大学で昆虫学を専門にしている学生さんに、つきっきりで教わったり、、、

息子が主体ですが、基本的に私も楽しんで学んでいました!

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そうすると、息子のやる気がグングン上がって、昆虫博士になるんだ!と宣言していました。

勉強もとっかかりは一人より、仲間がいたほうがいいのだなと実感。。

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しかも今回は、私も自分の知らない分野だからこそ、ふたりで共に学ぶ姿勢で一緒にできたのかも。。。

これが自分がかじった分野だと、余計なアドバイスとか、教えるという立場になってしまうと

息子のやる気も半減していたのかもしれません。

 

私も楽しい学びの経験を息子にさせてもらったのだなぁ、、と感謝です☆

 

こどものやる気の出させ方★やる気消失...

大人びた発言をする3歳息子。「今日ママ疲れてるから、夕飯はかまぼこでいいよ。」 そんなこと言わないで! ちゃんと夕飯作るよ!息子の気遣いに母は白目です。

あやこ(営業局)

やる気の出させ方…ですが、あえてやる気を消失させてしまった失敗談を。

それは息子の「トイレトレーニング」時の失敗です。

 

我が家の3歳男児は、2歳半過ぎにトイレに興味を持ち始めました。

ウキウキでトイレに向かい、成功するとものすごく喜びました。

成功したらシールを一枚貼るシステムもとても楽しそうで、

息子はすっかり「トイレに行けるお兄さん!」になりたいとやる気十分!

 

私もその度に大喜びして見せて…。

こりゃすぐにトレーニング完了かしら!なんて思っていたのですが。

 

ある日の午後、トイレまであと少しのところで間に合わず失敗し号泣。

私その時、ものすごく残念そうな顔をして「あーぁ、失敗しちゃったね…」

 

ついぽろっと本音が。

きっと掃除しなくちゃなぁーとか、服の手洗い大変だなとか顔に出てしまったんだと思います。

 

 

ママが悲しい顔をした。次は絶対に失敗しちゃいけないんだと、

ものすごく慎重できれい好きな息子は思ったようです。

 

「僕、おむつつけたい」

 

パンツをはくと失敗したら濡れる→濡れないようにオムツを穿けばいい!

閃いた息子はいそいそオムツを穿いていました。

 

私の対応がまずかったな。もっと穏やかに接すれば良かった。

オムツを穿く息子の姿を見てとっても切なく哀しい気持ちに…。

あぁ息子のやる気が萎んでしまったんだ。

 

その後、3歳の誕生日までにまたパンツを穿けるようになったのですが、

失敗した時の声掛けって子供のやる気に大きく影響するんだと改めて思いました。

(もちろん表情も!)

 

試行錯誤を繰り返しながらの子育て。

自分も失敗しっぱなしですが、

息子にも「失敗しても大丈夫なんだよ~」の声掛け・表情を心がけています。

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こどものやる気の出させ方★「やる気を削がない」

最近、子どもの歯が抜けました。大人のギザギザした感じの前歯が生えてきて、わが子も大きくなったものだと感心しきりです。

kyo-ko(コンプライアンス推進室)

どうすれば子どものやる気が出るのかは、本当に、さっぱりわかりませんが、
「どうやる気を削がずに伸ばしてあげられるか」は常に考えています。

 

子どもはもともと知的好奇心にあふれていて、もちろん、勉強も大好き。
その「大好き」という気持ちを、親は邪魔してはならないと以前聞いたことがあり、

本当にそうだよなぁーと思うからです。

 

うちの子は5歳ですが、
確かに、ちょっとした教材を与えると飛びつきますし
しりとりやナゾナゾも大好きですし、
絵を描いたり、工作したりも嫌いではないようです(結構下手ですけど・汗)。
やはり人間は「頭を使って快楽を得る動物」なんだと思います。

 

子どもと一緒に机に座っていると、
色塗り1つとってみても、つい「もうちょっと早く」とか「もっと丁寧に」とか
いろいろ要求もしたくなるのですが、そこはグッと我慢。
「もうちょっと早く」と言いたいその瞬間はとにかく我慢して、
その後、子どもがいいペースで作業をしているタイミングで「このスピード、いいね!」と褒める。
「もっと丁寧に」と言いたいところは抑えて、
子どもが丁寧に塗れたらその部分を指さして、「ここは丁寧ですてきね」と褒める。

昨夜も、そんな感じで様子を見ていると、親が要求してもいないのに、
自分で後から「雑だったかな?」と思ったのでしょう。
4~5か所を消しゴムで消して、丁寧にやり直し、
そして私の顔を見てにっこり。満足そうにしていました。

 

ほめて育てるという発想に近いかもしれませんが、
どちらかというと、「やる気を削がず、あわよくば触発する」という感じでしょうか。

 

まあ、日常、そうもいかないこともありますし、
「もういや!もうやらない!」と怒らせてしまうこともありますし、
感情的になってしまうことも、本当にしょっちゅうありますが、
今は小学生になる前のまだまだピュアな時期。
将来、「勉強って楽しい」「考えるのは楽しい」という感覚を
なるべく長く持ち続けていられるよう、
私はひたすら「子どもの邪魔をしてはいけないのだ」と自分に言い聞かせています。