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#4
2022年7月31日(日)放送
秋田県 鹿角市
花輪祭(はなわまつり)
秋田県、鹿角(かづの)市。
例年8月19日、20日の2日間にわたって
豪華絢爛な屋台がお囃子にのって夜通し練り歩く
「花輪祭の屋台行事」

見所は「日本三大ばやし」の一つといわれる
「花輪ばやし」

伝承されている曲のいくつかは、
江戸時代前期以前から伝えられてきたという。
そんな「花輪祭の屋台行事」に受け継がれるバトン…
「太鼓」
切田 利道さん(75)
加藤 麗瑚(りこ)さん(14)
太鼓は花輪ばやしの中心となる楽器で
毎年7月になると各町内で稽古が始まる。

花輪ばやしの指導者・切田さんにはある悩みが

切田さん
「新型コロナによる2年間のブランクで
各町内で太鼓練習をやっていない。
これはもう大変なこと、祭りをやるやらないは別にしても
太鼓のたたき方、これだけでも引き継いでいかないと
この先の祭りがやれなくなってしまう」

切田さんの指導のもと
子どもたちの練習も熱が入る

加藤さん
「自分も祭りを続けていくのと
これからの世代にも残していきたいとはすごく思います」

夏の終わりをつげるお囃子が夜空に響き渡ります。