「武雄の流鏑馬」に受け継がれるバトン…
「一の射手」
武雄の流鏑馬は毎年3人の射手が選ばれる。
中でも最初に矢を射る「一の射手」はこの行事の花形。
大曲さんは、今年6年連続で「一の射手」をつとめる。
大曲さん
「一の射手は相撲の横綱と一緒で当ててあたりまえ。」
重圧がかかる大役。
近い将来、大曲さんは「一の射手」を後進に譲りたいと考えている。
その有望株のひとりが、古場さん。
古場さん
「一の射手はやっぱりかっこいい。」
しかし武雄の流鏑馬は800年以上続く伝統行事。
古場さん
「みんなができることではないので責任もかかってくる。
この先、一の射手を任される時が来るかもしれないけれど
その時は次世代の子たちのお手本になれるような人になってがんばっていきたい。」
大曲さん
「彼を見てカッコいい!自分もやりたい!という子が現れてくれれば
流鏑馬が続いていくことになる。そういうところに期待したい。」
人馬一体となって風を切り、鋭く弓が放たれる。