「富士宮まつり」に受け継がれるバトン…
「富士宮囃子」
浅間連の富士宮囃子を統括する後藤さんも競り合いの経験者。
後藤さん
「初めて競り合いに出るタイミングがある。
その時はものすごく緊張する。手足が震えるほど。
プレッシャーというより誇りを感じる。」
浅間連では小学生から練習を始め
太鼓や鉦、4つのポジションを全員が習得する。
小学4年生の大和さん、目標とするのは?
大和さん
「最後は競り合いに乗りたい。かっこいい!」
後藤さん
「大和はどうしても他の指で穴を押さえちゃうんだよな。」
子どもたちを教えていて一番うれしい瞬間は。
後藤さん
「だんだんレベルアップして大人が演奏する曲にステップアップしていく。
“早く教えてくれ!”“もっと大人がやる曲を教えてくれ!”と食いついてくる。」
後藤さん
「笛を回しながら音が出るところを見つけて。
あ!出た出た出た出た!楽しい地元の集まりというものがある上で
お囃子の技術を向上させていくような集団であり続けてほしい。」
幼き頃より積み上げたお囃子の音色が、富士の麓に響き渡る。