「能登のキリコまつり 輪島大祭」に受け継がれるバトン…
「キリコ」
祭りを明るく照らす、漆塗りの灯籠。
漆の手仕事が施されたキリコもまた、
堅牢(けんろう)かつ優美な輪島塗のひとつ。
田谷さん
「漆器は50年ほどかけて空気中の水分を取り込んで硬く強くなる。
経年劣化ではなく経年硬化する。」
輪島塗に携わって40年。
輪島大祭のキリコの修復にかける、上巻さんの心意気は。
上巻さん
「祭りには漆塗りの同業者も参加する。その人たちが見た時に
「ん?」と首をかしげられたらまずい。」
輪島の職人たちの技術とプライドが祭りの夜に競い合う。
田谷さん
「うちが塗ったキリコが8月の夜 輪島の街を練り歩く。
自分たちの育った地域の技術で自分たちの祭りをやっているのは
輪島に生まれた人間のひとりとして誇らしい。
輪島の人が誇れる祭りになれるように頑張りたい。」
能登の夜に優美を添える、伝統の灯火。