知識の宝庫!目がテン!ライブラリー


XマスSP 北米珍道中
第861回 2006年12月17日


 今回の目がテンは、クリスマス特別企画ということで、「サンタに会いに行こう!スペシャル」をお送りいたします。なんと、サンタクロースがいると言うフィンランドまで、矢野さんがサンタさんを捜しに向かったのです。

 まずは、フィンランドの北部ロバニエミという街の「サンタクロース村」に向かいました。聞くところによると、この村には「サンタさんの家」があるというのです。
 しかし、サンタクロース村で矢野さんを待ち受けていたのは、なぜか悪霊を取り払う儀式でした。ナイフを突きつけられたり、顔に灰を塗られたりと、いきなり奇妙な儀式に巻き込まれた矢野さん。実は、これをやらないとサンタさんには会えないそうなのです。
サンタ村は仮の住まい  ようやく歓迎の儀式が終わり、いよいよサンタさんがいるという建物の中に案内されました。ついにサンタさんとのご対面かと思いきや、なんとサンタはいなかったのです。実は、サンタクロース村にある建物はサンタの仮の住まいで、本当の家ではないそうなのです。
 そこで、フィンランドの地元の方に聞いてみると、サンタさんの本当の家はコルバトゥントゥリという山にあると、口々に言うのです。そこで、矢野さんは、サンタクロース村を後にし、コルバトゥントゥリへ向かうのでした。

所さんのポイント
ポイント1
サンタクロース村は、サンタさんの仮の住まいだった!
フィンランドの人は、サンタさんの本当の家はコルバトゥントゥリにあると言う。


 ところで、クリスマスのもう一つの主役と言えば、サンタさんのソリをひくトナカイですよね。トナカイはシカの仲間で、メスにも角があるのはシカの仲間でもトナカイだけなのです。
 今回の佐藤アナの挑戦は、サンタさんのようにトナカイソリに乗ること。すると、1頭ひきのトナカイソリは、あっけなく成功してしまいました。
 しかし、実はサンタのソリは、9頭でひくのが正式なのだそうです。そこで佐藤アナが、複数のトナカイに挑戦しようとすると、「トナカイでソリをひくには1頭でしか無理」だと農家の方は言うのです。一体、なぜでしょう?
 そこで、まずは3頭ひきのソリで挑戦。しかし、先ほどの1頭ひきは簡単に成功したのに、3頭になると全く動こうとしません。無理やり動かそうとすると、3頭ともバラバラの方向へ動き出してしまいました。一体、どういうわけでしょう。
実は、トナカイは群れを作らずリーダーもいない動物。なので、トナカイが複数でソリをひくことは、非常に難しいのだそうです。
赤い塩をなめているトナカイ  あきらめかけていた佐藤アナ。ところが、トナカイが一生懸命なめている赤いかたまりを発見しました。実は、それはなのです。実は、トナカイは塩分不足にならないように、塩のかたまりを好んでなめる習性があるのです。
 そこで佐藤アナがひらめいたのは、「馬にニンジン」ならぬ、「トナカイに塩」作戦。3頭のトナカイの目の前で、塩のかたまりを引っ張ります。果たして、うまくいくのでしょうか?
 結果は大成功。見事、うまく進まなかったトナカイソリが、ちゃんと前に進んだのです。ところが、塩に興奮したトナカイが全くストップしなかったので、ここで実験は終了。でもサンタさんは、もしかして塩でトナカイを操っていたのかもしれません。
 ちなみに、よく赤鼻のトナカイと言いますが、実は赤鼻のトナカイは道を照らす役割の、先頭のトナカイだけです

所さんのポイント
ポイント2
トナカイは群れないので、複数でソリをひくのは難しい。
しかし、塩の力を借りると複数でソリをひくことも可能なのだ!


 ところで、矢野さんのサンタさん捜しはどうなったのでしょうか?サンタクロース村から、ロシアの国境付近のコルバトゥントゥリという山に向かった矢野さん。しかし、この時期のコルバトゥントゥリは、酷寒でいまだに日本人が行ったことはないのだそうです。
 果たして、無事、サンタの本当の家があると言うコルバトゥントゥリにたどり着けるのでしょうか?次回に続きます。



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