知識の宝庫!目がテン!ライブラリー


田舎暮らし特別編[収穫祭1]
第1302回 2015年11月22日


科学者たちの田舎暮らし特別編!目がテン大収穫祭スペシャル1

 2014年11月、茨城県常陸太田市にある里山に囲まれた不毛な荒れ地に1人の科学者がやって来ました。作物栽培は困難かと思われたこの土地に様々な科学者たちが集結し、科学の知識を駆使して開墾していきました。そして2015年11月、この長期実験企画がスタートしてちょうど1年。里の周辺・常陸太田の地に秋を告げる行灯祭りも行われ多くの人で賑わうある秋の日に、所ジョージが里山を訪問。ということで、今回は所さんが秋の里山の魅力を味わいつくしちゃいます!

①落花生を収穫して食べる!

 苗を植えたのは今年5月。花が咲き、花が枯れるまで半年間に渡って成長を見守ってきた落花生を収穫。落花生は収穫した後も呼吸を続けるため、自分の養分を使ってしまいます。そのため、採れたてを食べるのは格別な味なんだそう。
 収穫したばかりの落花生を持って火の準備をしていたユージさん酒井さん、自然エネルギーの専門家・根本先生と合流。これまで田舎暮らしで大活躍してきたロケットストーブで「蒸し落花生」を作ります。出来立てホヤホヤの蒸し落花生は味が濃くホクホク!全員大満足でした!

所さんのポイント
ポイント1
大自然の中で頂くおやつ!都会では味わえない一時なのだ!


②秋の里山で絶景露天風呂を堪能!

 ユージさんと酒井さんが手作りした露天風呂。そのお湯を生み出しているのはロケットストーブの改良版!先程料理で使った従来のものより強力なおよそ3倍の大きさでお湯を供給しています。ホースでストーブ内に水を吸い上げ、中に入っている熱された金属の管を通りお湯になって出て行くという仕組み。
 実はこの露天風呂、うっかり排水用の穴を付け忘れてしまいそのことを所さんも気にしていたのですが、その後、排水口をちゃんと作りました。
 電気もガスも使わないロケットストーブによる露天風呂。根本先生は今回新たな秘密道具を用意していました!それは、黒いパイプの中に水を貯め、太陽の光を集めて水を沸かす装置。太陽がよく出ている日なら50℃近くまでお湯を温めることができます。
 ロケットストーブは火を見張っていないといけませんが、これなら置いておくだけでOK。

所さんのポイント
ポイント2
曇りの日は太陽熱でお湯は沸かせないから、天気に応じて使い分けるのだ!


③収穫祭の本番!

 この日は年に1度の収穫祭!田舎暮らしの土地のものをどんどん頂いていきます!サトイモ、ネギ、八升豆などがなっています。みんなで収穫したのは紅芯大根。採れたてをかじると甘く、口の中で噛んでいくと、その甘みはどんどん倍増。紅芯大根は普通の大根よりも辛味が少なく甘いのが特徴なんです。
 また、紅芯大根の赤いアントシアニンという色素は酸性のものと化学反応を起こすため酢に漬けるだけでより鮮やかな色に変化。

所さんのポイント
ポイント3
これから作る予定の紅芯大根の漬物が今から楽しみなのだ!




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