放送内容

第1623回
2022.05.01
世田谷ベースSP[Part3] 場所・建物

 あの国立競技場などの設計に関わるなど、国内外で個性的な建築を手がける建築家、隈研吾さんが世田谷ベースにやってきて大盛り上がり!今回はついに、母屋プロジェクトについて、具体的な要望を投げかけます!果たして隈さんの反応は!?かがくの里、母屋建築プロジェクトがついにスタート!
 隈研吾さんが世田谷ベースに来たスペシャル、完結編です!!

隈研吾さんが世田谷ベースにやって来た!SP③

 現在、30を超える国々でプロジェクトが進行中で、超多忙な世界的建築家、隈研吾さん。そんな隈さんが世田谷ベースでどうしてもみたいものがあるといいます。それは、隈さんが「美」と語る所さんの世界観。ということで、世田谷ベースの2階へ。するとここでも、アルミの飛行機や、磨いていたレモンスクイーザーのプレゼントなど、怒涛のおもてなしに大喜びの隈さん。

 と、ここでついに本題に!隈さんにかがくの里の歴史を見てもらい、母屋建築のイメージを膨らませてもらうことに。
 「目がテン」がその土地に出会ったのは今から8年前。土地の持ち主柴田さんから、自由に使っていいと土地を借りることができたんです。その広さはおよそ2000坪。里山再生という目がテン史上、最も壮大なプロジェクトがスタートしました!

 ところが、長い間、使っていなかった土地は荒れていました。まずはこの土地に田畑を作ることになったんですが、土を調べてみると、水はけが悪すぎて、雨がふると水がたまってしまう最悪の状態。そこで科学者が地域の土木業者と協力。重機で硬い土を掘り起こし、3トンのたい肥を持ち込み、土に混ぜ込んで水はけをよくする土壌改良から始まったのです。
 そんな「かがくの里」を緑あふれる場所に再生する上で、大きな役割を担ったのが里の裏山。農業用のため池を作るため重機で穴を掘り、そこに裏山で見つけた湧き水をホースで引き込みました。その年、田んぼでは稲が実り、栄養が池に流れ込んだ結果、池は様々な命を育む場所となり、今や、絶滅危惧種を含め色々な生き物が暮らす豊かな池に!そして木が伸び放題になっていた裏山を整備するため間伐も始め、木が密集していた荒れた裏山に道ができ、日の光が差し込むように!

 間伐で本来の環境を取り戻しつつある里山には、貴重な昆虫や鳥たちも戻ってきて、生態系の頂点、フクロウもすみつきました。そしてニホンミツバチの群れも定着。巣箱には、はちみつをたくさん集めるように!そして、はちみつを集めるミツバチたちによって受粉が進み、梅やスモモなど果実も豊かに実るようになりました。里山再生によって、様々な自然循環がおこり、豊かな暮らしと自然がよみがえったんです。

 隈研吾さんの建築が数多く建てられた高知県梼原町。そのこだわりは、里の間伐材を使い、木組みによって、細い小径木も柱や梁として活用することでした。かがくの里でももちろん間伐で出た木を有効活用。材木として使えるように均等にカット、それを天日で乾燥させて、あるものを作りました。
 それが間伐材だけで作った小屋。

 そして、この小屋を作る上で使ったのが、隈さんがこだわってきた、釘などを使わない工法、木組み。西野さんや地元の方の協力の下、間伐材だけで作った小屋。内装は木目をそのままに、木のぬくもりを感じる作り。さらに開閉式の窓からは、かがくの里の田んぼや畑を一望でき、春夏秋冬の移り変わりを楽しむことができます。
 さらに小屋の近くには、雨の時に役立つ屋根付きの作業場も間伐材で建築。こうして豊かな自然を取り戻しつつあるかがくの里。
そして、かがくの里に素敵な母屋を建てたい!その念願のプロジェクトを隈さんが引き受けてくれたんです。

 まずは番組プロデューサーから、里の母屋の概要を説明。さらに、里に関わっている専門家の先生やスタッフから、「こんな家にしたいという要望」が。それが、

①里に溶け込むデザインがいい
②夏涼しく冬暖かい居住スペース欲しい
③動物観察用のカメラモニター設置スペースが欲しい
④使いやすいキッチンが欲しい
⑤人が集まれるスペースが欲しい

 図々しい要望ですが、世界的建築家、隈研吾さんがかがくの里にどんな建物を建てるのか?楽しみ過ぎます!
 そして最後に、所さんから歌のプレゼントが!タイトルは「隈研吾の歌」。さらに!冬用のジャケットもプレゼント!
 ついに始動したかがくの里母屋プロジェクト!5月中旬、隈研吾さんにかがくの里に来てもらい、所さんと一緒に下見をすることに!その様子も番組でご報告します!