正しいロックバンドの作り方正しいロックバンドの作り方

ストーリー

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#92020.06.15

「遂にここまで来ちゃったな~」
電撃ロックFesの最終審査を翌日に控え、練習スタジオで盛り上がるシズマ、オギノ、コバの3人。
「テツだって就職決まるまでって言っていたけど…」
「もう腰掛けって感じじゃないね」
このまま4人で走っていけたら…と燃えてきたシズマが遅れていたテツを迎えに行くと、そこには、同級生と会話をするテツの姿があった。



就活の心配をする友人をよそに、「実は、もう内定貰えたから」と衝撃の一言を放つテツ。
今後も一緒にバンドを続けていく。そう思っていたシズマは、呆然と立ちすくむしかなかった―――

最終審査当日、「何か俺たちに話すことない?」とテツの真意を探ろうとする3人に対して、テツは「……別にないけど」と動揺を隠すように席を外す。
そこに、偶然、元メンバーのキヨヒコ(板橋駿谷)が表れる。



―――「俺、バンド辞めるわ。やりたい仕事見つけたから」―――
そう言い残して3年、現在は屋台カフェを経営するキヨヒコは、たまたま、コーヒーのデリバリーのため、審査会場に来ていたのだ。
懐かしそうにテツのドラムパッドを叩くキヨヒコを囲み、楽しそうな表情を見せるシズマ、オギノ、コバの3人。
そこにタイミング悪く、テツが戻ってきて…

テツは、本当に就職をしてバンドを辞めてしまうのか?
そして、最終審査は一体どうなってしまうのか!?



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