演奏レビュー

6月放送予告

2023年6月22日(木)2:29~3:29(水曜深夜)予定
BS日テレ 7月1日(土)朝7:00~8:00予定

6月放送プログラム

ビゼー作曲 <アルルの女>第二組曲
パストラール/間奏曲/メヌエット/ファランドール

ビゼー作曲 <カルメン>第一組曲
前奏曲―アラゴネーズ/間奏曲/セギディーリャ/アルカラの竜騎兵/闘牛士

エルガー作曲 行進曲「威風堂々」第1番 作品39

(2023年3月30日 東京オペラシティコンサートホールにて収録)


【6月の演奏・聴き所】
音楽プロデューサー 新井鴎子の演奏レビュー

新井鴎子プロフィール
読響プレミアの音楽監修を担当
クラシック音楽のコンサート・テレビ・ラジオ番組の構成を多数手掛ける。
著書に、「音楽家ものがたり」(音楽之友社)、「おはなしクラシック」(アルテスパブリッシング)等。
現在、東京藝術大学客員教授(インクルーシブアーツ研究)、横浜みなとみらいホール館長。

アルルの女、カルメン、威風堂々
「リバーサルオーケストラ」で演奏したクラシック名曲を惜しみなく並べたプログラム。
学校の音楽鑑賞教室で取り上げるようなプログラムを、読響の演奏で聴くことは、逆にものすごく稀有な機会!
ちょっとしたピッツィカートや管楽器のソロが、半端ないインパクトで迫ってきて、改めて名曲の威力に打ちのめされました。

「威風堂々」行進曲第1番もパイプオルガン入りの本格的演奏はなかなか聴けないので、耳をダンボにしてパイプオルガンの響きをキャッチしました。


演奏者の略歴

横山 奏(指揮)
横山 奏(指揮)
Kanade Yokoyama
1984年札幌市生まれ。北海道教育大学札幌校芸術文化課程音楽コースを卒業後、桐朋学園にて学び、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程を修了。指揮をダグラス・ボストック、尾高忠明、高関健、中村隆夫、黒岩英臣の各氏に師事。打楽器を真貝裕司氏に、声楽を桑野敏明、雨貝尚子の各氏に師事。2017年WMC Kerkrade指揮者コンクール第3位。
2018年第18回東京国際音楽コンクール第2位&聴衆賞を受賞。これまでに札響、仙台フィル、山響、都響、読響、新日本フィル、日本フィル、東京フィル、東京シティフィル、東京佼成ウインド、千葉響、名古屋フィル、京響、大阪フィル、日本センチュリー響、関西フィル、大響、オオサカ・シオン、広響、九響などと共演を重ねている。
2015-2017年、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団指揮研究員。2019年 北海道二期会創立55周年記念「レオンカヴァッロ:道化師」を、2021年 田尾下哲演出「バーンスタイン:キャンディード」を指揮し大成功に導いている。
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