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ブルターニュ地方のコトリアード
渡辺 誠
先生
ムール貝、またはかき(生食用)
150~200g
生だら
2切れ
白ワイン
1カップ
ポロねぎ
1/4本
じゃが芋
2個
玉ねぎ
1個
香草(タイム、ローリエ、パセリなど)
適量
チキンスープ
3~4カップ
●塩、こしょう、バター、ラード、小麦粉
ブルターニュは気温が低く、根菜類が有名な地方。 このコトリアードはトマトのおいしい南仏プロバンス 地方のブイヤベースに相対する魚介料理。

フランス南部地中海に面したマルセイユには、世界的に有名な魚介料理ブイヤベースがあります。一方、北フランスにもこれに対する料理としてコトリアードがあります。英仏海峡と大西洋に囲まれたブルターニュ地方の名物料理で、ブイヤベース同様にフランスではスープと具を別々にいただきます。 具は魚介類を楽しむときは、ブルゴーニュ地方シャルローズ地区で最も良質の白ワインといわれるリュリー村のワインが、適度な酸味と切れ味のよさでコトリアードの持つ特長を殺すことなく、実に心地よくバランスをとってくれます。

具をくずしてソースと混ぜ一緒にスプーンにのせていただきます。

味の決め手はラードを使ってコクをだすこと、野菜に絡むように炒めます。
チキンスープを加えてじゃが芋に火が通るまで15分程煮てからかきとたらを加え、さらに10分弱火で煮ます(沸騰するまでは強火)。
ブールマニエでとろみをつけます。
このレシピの先生
渡辺 誠 先生