昨年の夏、ロープウエーの終点・山の中腹に、人の乗り降りや荷物の運搬に役立つ“駅"を作りたい!と動き出した。 城島がイメージするのは、テラス風ウッドデッキの駅。 ロープウエーの終点に丸太などの材料を運び込み、まずは束石を置いて、その上に12本の柱を立てた。 その柱の上に床を敷くため水平をとらねばならないが、それにはホースに水を入れた、鎌倉時代からある水盛りの方法で。 全ての柱を水平にしたら、床を張るための骨組みを作った。 そこに張る床板は島中から集めた、丈夫で防水性もある竹を使った。 合計18本の竹を割り、およそ70枚を床板として張った。こうして、DASH島初の駅が誕生した。