新宿図鑑:爬虫類

爬虫類アオダイショウ

分類:ナミヘビ科 ナメラ属

大きさ:1~2m

発見場所:新宿区下落合 付近

都会でもまれに見られる

日本国内では最大のヘビだが、毒は無く、臆病でおとなしい性格。
昔から人間と共に暮らすヘビとされ、家屋内に侵入することも多く、遭遇率も高い。
ネズミ類、小鳥、鶏卵、カエルやトカゲも食べる。
東京都では準絶滅危惧種に指定されている。

爬虫類スッポン

分類:スッポン科 スッポン属

大きさ:60㎝

発見場所:新宿区荒木町 付近

都会でも多く見られる

河川の中・下流域や池、湖沼などに生息する。
食用としたのは古く、滋養強壮にきくとして高級食材の一つ。
砂に潜り、表層の魚を食べる。その他に、貝類、昆虫類、カエルも食べる。
甲羅は、扁平で他のカメと異なり鱗板を持たず、柔らかな皮膚に覆われている。
吻端が強く突出し、ここに鼻孔が開く。くちばしは強力で咬みつくとなかなか放さない。

爬虫類ニホンヤモリ

分類:ヤモリ科ヤモリ属

大きさ:10cm

発見場所:新宿ベース基地

都会でもまれにみられる

古くから日本に棲む夜行性の爬虫類。
木などを巧みに上り、昆虫を食べる。
手に髪の毛の1000分の1以下の細さの毛が無数に生えており、木などの表面にある凹凸にかみ合わさる事で垂直に移動できる。
室町時代から、家の繁栄をもたらす守り神としてまつられてきた。

爬虫類ヒガシニホントカゲ

分類:トカゲ科 トカゲ属

大きさ:15cm

発見場所:新宿御苑 付近

都会で見られることはめずらしい

西日本に分布するニホントカゲと同一種とされていたが、平成24年(2012年)に別種であることが判明し、東日本に分布する種類に新しい和名が与えられたのがこのヒガシニホントカゲ。
低地から高地までの草地や山林などに生息、体色は金色がかった黄褐色。
動作はすばやくて用心深く、人影などをみるとすぐに物陰に逃げ込む。
昆虫などを食べる。
東京では絶滅危惧種に指定されている。

爬虫類ミシシッピアカミミガメ

分類:ヌマガメ科 アカミミガメ属

大きさ:25cmほど

発見場所:新宿区荒木町 付近

都会でも多く見られる

主にアメリカやメキシコが原産の外来種。
日本には、ペット用として持ち込まれ、1960年代後半から川や池で見つかるようになった。
縁日などで見かける、いわゆる「ミドリガメ」はこのカメの子供。
脅威の繁殖力で増え続け、今や日本にいる野生ガメの4割を占めるほどに。

← 戻る

ページTOPへ ▲