トマトの原産地であるアンデス山脈は、雨の少ない乾燥した土地柄。
そんな水の少ない土地で育てたトマトこそ、本来の味。
そこで、原産地の土をDASH村で再現し、
本来の味を作ることに焦点を置いて作ることになったのが、
3年目のトマトづくりだった。

トマトづくりが始まったのは、春がようやく訪ようとしていた4月。
明雄さんと一緒に、トマトの種をポットに撒く達也。
品種は桃太郎、合計42個のポットの発芽を待つ。
達也「頑張って芽を出せよー」

その声に励まされたか、種まきから6日後には、ポツポツと芽を出し始めた。
日の光を受けて、すくすくと生長するトマト。

一方、城島と達也は次の作業に取り掛かる。
甘いトマトを作るために男達が作ったものとは・・・

達也「これで梅雨でも雨から守れるよね」
長さ9mのビニールハウス。
雨の多い日本でアンデスの乾燥した土を再現するには、
ビニールハウスをつくり、多湿な環境から守る必要がある。
これで、雨が降ってもアンデスの土のように、サラサラの状態に保てる。
あとはトマトの生長を待つのみ。
ポットからハウス内に定植するのは、トマトに花が咲いたとき。


6月、暖かな陽射しが続いたDASH村。
里山の草花は夏に向け陽射しを精一杯浴びていた。
トマトの苗も高さ31cmまで生長。
種まきから53日目にして、ようやく花を咲かせた。

達也「よし、引越しだぞー」
ポットから出して、ビニールハウスに定植されたトマトの苗は28本。
残りの14本は、昨年までと同じ露地栽培で育てる事に。