そのころ城島は、ワインをいただいたシップさんに町まで送ってもらい、そこで見つけたカヤックで川下りに挑戦していた。 しかし、バランスのとりにくいカヤックに悪戦苦闘。流れに押され一気に距離を伸ばすつもりだったが、操縦するのに精一杯で望むような動きができないでいた。 一方、アルプスを下り、ふもとの町チェルビニアにやってきた達也。 ここでユーロへの換金のため、小さなバーへ立ち寄ることに。
するとそこへ声をかけてきたのは陽気なイタリアの方たちだった。
お客「ナカタ!ナカタ!」
そういえば小腹のすいてきたころなので、テーブルに同席させていただくことになった。



ようやくキッズ用の自転車から開放された長瀬、残金をはたいて向かうと決心した先は、 4カ国目となるドイツ! それに向け、対岸がすぐドイツとなる町ブリゲンツへと、列車での移動となる。 その車中では、たまたま相席となった女性とお弁当の交換。 長瀬には地元特産のサラミが、そして女性にはDASH特製のおにぎりが昼飯となったのでした。 と、その頃、イタリアの方々からの熱烈な歓迎を受けた達也は、
山口「いただきまーす!」
イタリア産のワインとピザに舌鼓を打っていた。



しかし、一時の急速もつかの間、すぐに出発した達也は、安価なバスで節約に成功し、シャティオンの町を目指す。そして長瀬も、対岸にドイツをのぞむボーデン湖の目の前に到着していた。やはりここから対岸を目指すには湖を渡るのがもっとも速いが、安く渡れる方法はあるのだろうか?とその時、長瀬の目に入ったのはモーター付きのボート。 これならば、と考えるまもなく乗り込み一直線に対岸へと向かった!