節約のためバスにのる達也。乗り換えのためバスを降りるが、次のバス停はすでに最終を過ぎてしまっていた。 一方、城島もようやく岸に到着。
しばらく流されたその場所は無人駅エバーシャイム近くの町であった。
城島「ボンジュール」
そう声をかけた男性は、びしょ濡れになった城島に親切に服を貸してくれ、
さらにエバーシャイム駅までの道も教えてくれたのだった。



陸へ上がったばかりの城島と対称に、これから水へと挑戦するのは達也だった。
シャティオンでバスがないことがわかったのち、川でラフティングの講習をしている一団を発見。 そこで達也、その作業を手伝うついでにラフティングに参加させていただくことに。 公共交通機関の終了してしまった今、これで進むのも大きな助け舟となる。そしてもう一人、湖の上を行く男は長瀬。 対岸に見えるドイツを確かにその目に捉え、少しずつであるが岸へと近づいていた。



一方、エバーシャイムの駅で列車を待つ城島。
何本もの特急列車を見送りあせりばかり募るも、ようやく普通列車に乗車することができた。 そして残金を確認しつつ、この列車でいけるところまで行くことに。
そのころ長瀬は、ついに4カ国目のドイツへと上陸をはたしていた!
そしてここから向かうは大都市ミュンヘン。
ほとんど全てのお金を出し切り、ミュンヘン行きの列車に飛び乗った長瀬、
長瀬「あとはもう、火事場のクソ力で距離伸ばしてくしかないね」