そのころバス移動中の長瀬は、心配が的中してしまっていた。
イカ男の体は黒っぽく変化し、動きも鈍くなってきていた。
バスを降りた長瀬は、次の移動手段である電車を待つ間、付近の海で海水を入れ替えてあげることに。
だが、温度の上がってしまった水槽の水に冷たい海水を注ぎ込むと、イカがその刺激に耐え切れず弱ってしまうが。

長瀬「半分だけ入れ替えよっか」
イカ男の状態を考え、半分だけ水を入れ替えた長瀬。どうやらこれが功を奏し、イカ男も元気を取り戻した様子。
体は白く足をふわふわさせて落ち着いてきた。

一方、活魚トラックに乗り込んだ太一は、2件目の配達先も丁寧な仕事でクリア。
ここまで順調な働きで、活魚トラックに積んだイカたちにストレスを与えることなく運ぶことが出来ている。
活イカのプロ青木さんによると、イカたちのストレス具合によっては共食いが発生することもあるとのことで、こちらも油断はできない。