上空を行く長瀬、高度を700メートルまで上げるものの、いまだに風は弱風。
このままでは、一向に進まないと判断し、操縦指導の小田切さんのアドバイスにより川沿いに気球を下降させることに。
山から海へと傾斜している川は、その方向に流れる風が吹いているため、その風に乗ることでスピードが上がるはず。

一方、近隣の住民の方からバスが通っているとの情報を聞き、バス停まで急ぐ達也。
なんとか6時37分発帯広行きのバスに乗るが、ゴールに向かうためには、帯広から電車に乗ったのではかなりの遠回りになってしまうことが判明!
バスを途中下車し、電車で大回りするルートをショートカットしていくことに。
しかし、それには山越えが必要となるため、交通機関は期待できそうになかった。

だが、山道へ入る前にレンタサイクルを発見した達也。ここで、冬の北海道らしいスパイクタイヤの自転車を借り、一気に山道へと入ってゆく。
そのころ長瀬は、川まで数十メートルの高さまで降りてきていた。だが、下降するために気球内の空気を冷やしすぎてしまった長瀬、勢いあまってそのまま木の枝に衝突!さらには川に落ちてしまった!