この訓練所では、週に2回動物愛護センターから訓練士を招いて受刑者たちに正しい訓練法を教えている。正しく接してやることで、犬たちも心の傷が癒え信頼関係を気付くことができるのだ。
と、そこへ先ほどの愛護センターに保護されていた犬・アラスカが。アラスカは高速道路で迷子になっているところを保護され、過去の経験からか、他の犬や人に興味を示さなくなっていた。

そんなアラスカと3週間の共同生活を送ることになったウィリアム受刑者。
ウィリアム受刑者は飲酒で交通事故を起こして服役しており、犬の訓練に関しては受刑者の中では一番うまいのだという。
果たしてアラスカは、このウィリアム受刑者とともに第2のスタートを切ることができるのか?

しかしアラスカは相変わらず人にも犬にも近づこうとせず、心の壁を崩すのには時間がかかるかに思えた。
だが、ウィリアム受刑者とともに訓練を始めたアラスカが、なんとウィリアム受刑者の言う事を聞き始めている!開始20分ですでに信頼関係が築き始められていたのだ。