接触部分の脈を探し、山の斜面を睨みながらさらに進むと、城島が目の粗い石灰石を発見!その石はたまご型をしており、こういった形の石灰石は花崗岩晶洞と言われるガスだまりでその中で鉱石が結晶化する事が多いのだという。
そしてその晶洞には、水晶、トパーズ、そして紫水晶と言われるアメジストなどが入っているケースがあるのだが・・・。
期待を込めて石を割ってみたものの、中に空洞はなくひたすら石灰石の詰まった石であった。

さすがにそう簡単には見つからない鉱石。
しかしこのようなたまご型の石灰が出てきているということは、接触部分の脈に近づいているはず!
そう考えさらに斜面を登り砂金を採った川もかなり小さく見える標高720メートルにまでやってきた。

そしてここへきて山道は岩肌を露出してきて更に厳しい道に。だがそんな場所だからこそなのか、大きな岩に登った先で達也が気になる岩を発見した!
この岩こそ花崗岩と石灰案の接触部部分、つまりお互いが溶けて混ざり合った状態の脈なのか?ついに出会えた大きな可能性を持つ石に、重さ2キロのエスティングハンマーを振りかざす達也。だが高い圧力がかかり固まっているためかなかなか割れず、さらに期待は高まる。