指田先生「保湿効果があって、リンスの効果もあるんですよ」
布海苔独特のぬめりが髪や肌にとても良く、綺麗にしてくれる。昔と比べ若干、傷み始めた城島の髪の毛も滑らかにしてくれた。

一方、達也は、薬用植物の調査等をしている、熊本崇城大学薬学部教授の村上先生と共に、群馬県前橋市に来ていた。
前橋市は蚕の街として知られ、蚕のまゆの生産量が日本一。
そんな蚕の街ならではのおばあちゃんの知恵はないかと、地元の蚕農家の方を訪ねると、蚕の糞が肌に良く、糞で手を洗うとスベスベになるとの知恵を教えてもらう。
残念ながら冬のこの時期、蚕の幼虫はいないと言うことなので、蚕の研究センターを訪ね、蚕の糞を頂くことに。

達也「うわーツルツルになってる!」
もらった蚕の糞で手を洗うと、手がスベスベになり、臭いもない。糞に含まれるクロロフィル(葉緑素)は、肌をなめらかにし、皮膚の代謝を高めてくれる。
糞ということで、嫌がりながら手を洗う達也だったが、その効果に納得の様子。
歯槽膿漏にも効果があり、歯磨きにも利用できるとのことで、歯を磨く村上先生。さすがにこれは、達也には真似ができなかった。
達也「先生、何でもやりますね」