そこで達也が訪れたのは、京都府宮津市にある、京都府立海洋高等学校。
ここでは、船舶技術・水産加工・養殖など、海の専門知識を学ぶ事が出来、その中に潜水を含む「海洋技術」のコースがある。
その訓練の様子を見させていただくため、海洋技術実習棟へ。
すると、そこには、3階建ての校舎をそのまま使った10mの深さの潜水プールが。
中では、高校生たちが潜水訓練を行っていた。

ここで行われていたのは、全面マスク式潜水器を使った潜水実習。
スクーバ式は、ボンベから酸素を供給するが、この全面マスク式は、陸のコンプレッサー(空気圧縮機)からエアータンク(空気槽)に空気が送られ、送気ホースを通じて、マスクに酸素を供給する仕組み。
ホースで常に酸素が送られることにより、長時間での水中作業ができるため、多くの現場で行われている。

早速、学校の生徒達と一緒に訓練開始!
達也「では皆さん、よろしくお願いします!」
マスクを装着し、万全の態勢となった達也が潜る。
そんな達也と水中電話でやりとりをするのは、連絡員。
しっかりと、連絡は取れていることを確認する。