一方、松岡は、なまはげの里で知られる男鹿半島。
こちらも狙うは海の幸。
松岡「ぎばさ」
それは、松露のご飯を作ってくれたお母さんからの情報で、ご飯にかけると美味しい海藻だという。
それがよく採れるという、男鹿半島の漁港の方に聞いてみると、今は時期ではないが、加工用の物はあるという。
正式には「アカモク」。ひじきの仲間で特徴は、5〜6月の成長期に特に増える、フコダインによる粘り。

頂いた、解凍した“ぎばさ"をまず、茹でる。
そして、全体が緑色に変わったら、水洗い。
松岡「すごい!またネバネバ!!」
この時点でかなり粘りが出ているが、さらに粘りを出すために、包丁でたたいて、細かく刻んでいく。
松岡が、ドラムを叩くようにリズミカルに叩いて5分ほどで、全体が持ち上がる程の粘りが出る。
松岡「いや、楽しみだなあ。こういうの好きなんだよなあ」

では、新米のあきたこまちの炊きたてにぶっかけて、味付けは、シンプルにぶっかけ醤油。
海藻の香り広がる『ぎばさかけご飯』!
これが、松岡のしめの一杯。
松岡「ミネラルたっぷり!磯の香り」
海に感謝をしつつ、一日を締めくくった。