一方、練乳を使った本当に甘いのが、ミルクティー“テタリ"。
長瀬「練乳大好き!チューブのままいきたい」
イスラム教徒の多いマレーシアでは、お酒が出回らない分、甘い刺激の飲み物が多く、砂糖の消費量が高い。
町のいたるところでジュースのスタンドが見られる。
テタリはまず、あっさりの茶葉にお湯を注ぎ、濃い目に淹れたら日本の物より、甘さが数段強い練乳を一度に一缶、350gを使う。

二つの容器を使い練乳と紅茶を空中で揉むように何度も混ぜ合わせる。
できるだけ高く揚げて注ぎ入れるようにし、泡立たせる。
太一「甘いけど、紅茶の風味が残っていて美味い」
マレーシア代表テタリは、甘味度24、甘さ基準の4倍。
温かくすれば、より甘く感じられる。
続いては、横浜の中華街へ移動。
女性に人気の激甘メニューがあるというレストラン『錦臨門』へ。

出てきたのは“羅漢果の薬膳スープ"。
中国南部特産、ウリの仲間の“羅漢果"は古くから万病に効く、「神の果実」と言われ、山岳地帯に暮らすヤオ族によって守られてきた。
その甘さは、砂糖の300倍以上だが、主成分のテルペングリコシドは、体内で吸収されないため、カロリーはゼロに近い。
優れた天然甘味料として、医学的に注目されるほか、咳や喉の漢方としても知られる。